自立と社会参加を目指すヤマト財団の3つの福祉助成金を解説

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ヤマト 財団 助成 金

障がいのある方が自身の力で自立していくことはとても大変なことですが、ヤマト福祉財団では、心身に障害のある方に自立と社会参加へのサポートを実施しています。

障がい者の方にとって、生きる幸せや役に立つ喜び、さらには働きがいや生きがいなどを感じてもらえるように、様々な事業や賞を設けて障がい者の後押しをしてくれる支援です。

こちらの記事では、ヤマト福祉財団が実施している3つの助成金とヤマト福祉財団小倉昌男賞について、くわしく紹介しています。

障がい者に対しての支援事業となっておりますので、ぜひご覧になりお役立てください。

障がい者をサポートするヤマト福祉財団

ヤマト 財団 助成 金

ヤマト福祉財団は、ヤマト運輸株式会社の社長、会長を歴任した故・小倉昌男氏(ヤマト福祉財団・初代理事長)が個人資産の大半を寄付して創設した財団です。

心身に障がいのある人々の自立と社会参加につながる支援を目的として1993年9月に設立し、2011年4月1日にヤマト福祉財団から公益財団法人ヤマト福祉財団となりました。

生きる喜びは、経済的な自立、選択できる自立、行動的な自立の3つの自立から生まれるものと考え、それらを障がいのある方にも得てほしいと考えています。

ヤマト福祉財団の事業は経済的な自立の助成を柱としていますが、それらをより拡大しながら障がい者の自立と社会参加の実現に向けて支援を行い続けています。

ヤマト 財団 助成 金

ヤマト福祉財団の基本財産

ヤマト福祉財団の母体となっているのは、ヤマトホールディングス株式会社を始めとして、それらのグループ会社、ヤマトグループ企業労働組合連合会、各グループ会社の社員と労働組合員、約20万人にも及んでいます。

さらに、法人、個人の賛助会員として、労働組合のカンパ活動、資金面の援助を続けながら、日常の財団活動を支え続けています。

◆財団の基本財産は約101億円、賛助会員数個人71,080名(2019年3月末日現在)

ヤマトグループは、事業活動に磨き続けることに加えて、地域社会からも信頼される存在意義のある企業を目指し、それを実現するための取り組みのひとつとして「障がいのある方の自立支援」を掲げています。

最新情報はヤマト福祉財団ニュースで確認を

ヤマト副財団の活動や最新情報を確認したい時には、下記の「ヤマト福祉財団ニュース」をご覧ください。

参照:公益財団法人 ヤマト福祉財団ー財団ニュース

ヤマト福祉財団の福祉助成金

ヤマト 財団 助成 金

ヤマト福祉財団は、障がいのある方々の収入が増えることで、豊かで幸せな人生が実現すると信じて福祉施設の方々へお手伝いとして助成金事業を行っています。

経済的自立力の向上なる新規事業の立ち上げ、生産性向上に必要となる設備や機器を購入に対して支援する助成金事業、障がいのある方の福祉増進を目的とした助成金事業です。

毎年これらの助成金事業は、募集を行っていますのでご希望の方は期限までに希望の助成金申請書に必要事項を記入して、期限までに提出してください。

助成金事業には、障がい者給料増額支援助成金の「ジャンプアップ助成金」「ステップアップ助成金」と、「障がい者福祉助成金」の3つの助成金が用意されています。

ジャンプアップ助成金

ヤマト 財団 助成 金

ジャンプアップ助成金は、すでに障がい者の給料増額に一定の実績がある施設や事業所に対して行われている助成金です。

障がい者にさらに多くの給料を支払うために、事業資金として定額500万円を助成しています。

2020年度においては、6団体がジャンプアップ助成金に選定されました。

助成対象事業

ジャンプアップ助成金の対象となる事業は下記の通りとなります。

◆障がい者の給料増額のモデルとなる本格的なしくみを取り入れた事業

◆総事業費600万円以上の事業を対象にします
なお、差額は自己資金とし、地元の信用金庫等から融資を受ける事業を最優先に助成します

・現在ある備品等の代替費用および材料費等の消耗品は対象になりませんので、お気をつけください。

応募要件

ジャンプアップ助成金の応募要件は下記の通りとなります。

◆平均給料一人当り既に月額2万円以上(就労継続支援A型事業所は月額8万円以上)支給していること。

◆平成30(2018)年4月から1年間の給料支給実績がない事業所・施設は対象になりません

◆令和3年2月末日までに事業を完了し、助成金を受給すること(2020年度の場合)

◆助成対象となる事業所・施設
・就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所、生活介護事業所、地域活動支援センター
 なお、最低賃金減額特例許可申請施設は応募対象外となります。

支給金額の計算方法

ジャンプアップ助成金の支給金額の計算方法は、下記の通りとなります。

◆年間給料総支給額÷(期末在籍数×12ヵ月)

◆年間給料総支給額÷(期末定員数×12ヵ月)
    
・どちらかで試算した月額平均給料が2万円以上(就労継続支援A型事業所は8万円以
上)支給していれば助成対象となります。

助成金額

ジャンプアップ助成金の助成金額は下記の通りとなります。

◆助成金額  定額 500万円

◆助成件数   10件程度

応募期間・問合せ先

2021年度のジャンプアップの応募期間と問合せ先は、下記の通りとなります。

◆募集期間
・2020年10月1日~11月30日まで(当日消印有効)

◆問合せ先
・公益財団法人ヤマト福祉財団 助成金事務局 ℡03-3248-0691

ステップアップ助成金

ヤマト 財団 助成 金

ステップアップ助成金は、障がい者の給料増額に努力した施設や事業所に対して行われる助成金です。

全国平均以上の給料支給実績がある施設や事業所に対して、さらに多くの給料を支払うための事業資金として、上限200万円の助成を行います。

助成対象事業

ステップアップ助成金の助成対象となる事業は下記の通りとなります。

◆障がい者の給料増額に効果的な事業、設備に限ります

・なお、現在ある備品等の代替費用および材料などの消耗品は対象になりませんので、お気をつけください。

応募要件

ステップアップ助成金の応募要件は下記の通りとなります。

◆厚生労働省が発表した平成29年度全国平均工賃月額15,603円以上(就労継続支援A型事業
所は74,085円以上)を支給していること。  
             
◆平成30(2018)年4月から1年間の給料支給実績がない事業所・施設は対象になりません

◆令和3年2月末日までに事業を完了し、助成金を受給すること(2020年度の場合)

◆助成対象となる事業所・施設
・就労継続支援A型事業所、就労継続支援B型事業所、生活介護事業所、地域活動支援センター
  なお、最低賃金減額特例許可申請施設は応募対象外となります。

支給金額の計算方法

ステップアップ助成金の支給金額の計算方法は、下記の通りとなります。

◆年間給料総支給額÷(期末在籍数×12ヵ月)

◆年間給料総支給額÷(期末定員数×12ヵ月)

・どちらかで試算した月額平均給料が15,603円以上(就労継続支援A型事業所は74,085
円以上)支給していれば助成対象となります。

応募期間・問合せ先

2021年度のジャンプアップの応募期間と問合せ先は、下記の通りとなります。

◆募集期間
・2020年10月1日~11月30日まで(当日消印有効)

◆問合せ先
・公益財団法人ヤマト福祉財団 助成金事務局 ℡03-3248-0691

障がい者福祉助成金

ヤマト 財団 助成 金

障がい者福祉助成金は、下記の助成対象事業に該当するものが対象となり、応募する時には、一つの事業を選択して応募します。

助成対象事業

障がい者福祉助成金の助成対象となる事業は下記の通りとなります。

◆会議・講演会・研修・出版・啓発・調査・研究・スポーツ・文化の事業等

応募要件

障がい者福祉助成金の応募要件は下記の通りとなります。

◆令和3年2月末日までに完了する事業に限ります(2020年度の場合)

◆波及効果の望める事業が優先されます。

助成金額

障がい者福祉助成金の助成金額は下記の通りとなります。

◆助成総額  1,000万円

◆1件あたり 最大 50万円

応募方法

障がい者福祉助成金は、下記の書類を揃えて提出します。

◆障がい者給料増額支援助成金を申請する施設・事業所 の場合
①ジャンプアップ助成金申請書あるいは、ステップアップ助成金申請書

②企画書 (書式自由 具体的な売上・給料増額計画をA4用紙3枚程度にまとめたもの)

③「障がい者給料増額支援助成金 添付資料No.1、No.2」

④平成30(2018)年度工賃実績報告書のコピー(利用者の給料支給実績を都道府県へ提出している事業所)提出していない事業所は平成30(2018)年度の給料総支給額と定員数がわかる書類のコピー

⑤平成30(2018)年度収支決算書コピー(就労支援会計と福祉会計の収支が記載されたもの)

⑥見積書・パンフレットなど価格のわかる資料

◆障がい者福祉助成金を申請する団体・事業所 の場合
①障がい者福祉助成金申請書

②企画書・スケジュール・費用積算表(書式自由、A4用紙に限ります)

応募期間・問合せ先

2021年度のジャンプアップの応募期間と問合せ先は、下記の通りとなります。

◆募集期間
・2020年10月1日~11月30日まで(当日消印有効)

◆問合せ先
・公益財団法人ヤマト福祉財団 助成金事務局 ℡03-3248-0691

ヤマト福祉財団小倉昌男賞の贈呈

ヤマト 財団 助成 金

ヤマト福祉財団小倉昌男賞は、障がい者の仕事づくりや雇用の創出、拡大、労働条件の改善などを積極的に推し進めている方、障がい者に働く喜びといきがいをもたらしている方に対して贈られています。

賞の対象

ヤマト福祉財団小倉昌男賞の対象となる方は、日本国内に居住し、障がい者福祉施設、民間企業の労働現場におり、障がい者に積極的に働く機会を提供した下記のいずれか該当する個人が対象となります。

◆給与をはじめ労働条件の改善を通じて、働く障がい者の生活向上に大きく貢献している方。

◆障がい者に適した仕事や、労働環境づくりを工夫するなど、つねに障がい者の立場を考えて雇用拡大に努力し、著しい実績をあげている方。

◆障がい者に熱心に仕事を教え、多くの障がい者をそれぞれ一人前の職業人として育てあげてきた方。

◆障がい者を手助けしたり、励まして、障がい者が喜びをもって働き続けていくことを可能にしている方。

◆障がい者の日常生活の良き相談相手となり、それによって多くの障がい者に生きる自信と喜びをもたらしている方。

賞の内容

ヤマト福祉財団小倉昌男賞の下記のものが贈呈されます。

◆受賞者には正賞としてこの賞のために製作された雨宮 淳氏(1937年 – 2010年 日本藝術院会員)作ブロンズ像「愛」

◆副賞として賞金100万円が贈られます。

まとめ

ヤマト 財団 助成 金

ヤマト福祉財団が障がいのある方に向けて行われている3つの助成金とヤマト福祉財団小倉昌男賞について、詳しく解説してきました。

ヤマト福祉財団では、障がい者の給料増額に向けて、ジャンプアップ助成金、ステップアップ助成金を設けて事業資金の支援を行っています。

障がい者の給料増額することで、事業資金として支援を受けることは企業の発展や継続にもつなげていける助成金となるのではないでしょうか?

また、障がい福祉助成金は、対象事業も幅広く設定されていますので、この機会に挑戦してみてください。

心身に障害のある方に自立と社会参加へのサポートに貢献しているヤマト福祉財団の助成金を大いに役立てましょう。

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