補助金サポカー

サポカーの補助金を受け取れる対象のトヨタ40車種以上を紹介

補助金

安全のためにサポカーに買い替えると言っても車は高額なので、そう簡単に購入するのは難しいですよね。
そんな時、サポカー補助金が役に立ちます。
サポカーを購入すると補助金が貰えるチャンスです。
ただ、サポカー補助金を利用するには対象者や対象の車種もあるので、1つずつ紹介していきます。
また、既に車を持っている人にもサポカー補助金を活用できるチャンスがあるので、是非最後まで読んでみてください。

そもそもサポカーとは?

正式には「安全運転サポート車」と言います。
近年では、65歳以上の高齢運転者の事故が多発しているニュースをよく耳にします。
高齢運転者の交通事故多発を解決するため、事故予防の安全装置を備えたサポカーが生まれました。
サポカーと通常の自動車の違いは、自動ブレーキやペダルの踏み間違い防止機能・危険を察知して警報で知らせる機能などが備えられ、ペダルの踏み間違いや歩行者との接触を防ぐサポートが付いていることです。
そんなサポカーには、サポカーSやサポカーSワイドと呼ばれている種類もあります。
その違いは何でしょうか?詳しく解説します。

サポカーS

補助金サポカー

サポカーは自動ブレーキが備えられている車です。
サポカーSは、自動ブレーキとペダル踏み間違い防止時加速抑制装置を備えた車のことを言います。
自動ブレーキのみのサポカーは、高齢運転者だけでなく全ての運転者におすすめの車で、歩行者や障害物などの接触を防ぎます。
一方、サポカーSはさらに交通事故予防の安全運転装置が付いているので、高齢運転者におすすめの車です。

サポカーSワイド

補助金サポカー

サポカーSワイドは、サポカーSよりも交通事故予防が強化された車です。
自動ブレーキ・ペダル踏み間違い防止時加速抑制装置の他に、車線逸脱警報・先進ライトが追加されています。

サポカーのサポート機能を詳しく解説

補助金サポカー

サポカーの解説をした中で、いくつか安全運転装置の名称が出てきました。
それぞれの装置にはどんな役割があって安全運転のサポートをしてくれるのでしょうか?
次は、サポカーの装置を詳しく解説していきます。

自動ブレーキ

車に搭載しているカメラやレーザーで、前方の歩行者を検知して接触を回避します。
カメラやレーザーが、歩行者と接触するかもしれないと感じた場合は運転者に警報で知らせてくれて、さらに接触の危険を感じた時は自動ブレーキが作動します。
歩行者の飛び出しも事故を起きにくくしてくれるため、車の運転に慣れていない人でも安心な機能です。

ペダル踏み間違い時加速抑制装置

車に搭載しているカメラやレーザーで、駐車や低速走行中の邪魔になるような障害物を探知します。
もし障害物が見つかった場合にアクセルを踏むと、衝突を防ぐために急加速が出ないように抑えてくれます。

車線逸脱警報

車載カメラを使って車線を検知します。
走行中に車線からはみ出ると警報で知らせてくれます。
車道からはみ出たまま車が走行し衝突する事故もあるため、警報をすることによって歩行者と運転者の事故を減らします。

先進ライト

夜間の走行中、車のライトが眩しくて前が見えなくなり交通事故を起こしてしまうこともあります。
そのために、対向車に向けたライトの明るさを下げたり、照射範囲を調整をする機能が先進ライトです。
先進ライトは3つに分けられ、以下になります。

①自動切替型前照灯
②自動防眩型前照灯
③配光可変型前照灯

3つとも似た言葉ですね。
次に、上記の3つの先進ライト機能を詳しく解説します。

①自動切替型前照灯は、前方を検知してロービームとハイビームを自動的に切り替えます。
②自動防眩型前照灯は、ハイビーム中に対向車に向けた範囲の明るさを下げます。
③配光可変型前照灯は、運転者の操作に応じてライトの照射範囲を調整します。

サポカーSワイドはこれら3つの先進ライト機能や、事故防止で警報をしてくれたり自動ブレーキを作動する車です。
高齢者だけでなく、運転に自信がない人がやむを得ない事情で運転することになった場合でも安心な機能と言えます。

サポカー補助金はどんな制度?

補助金サポカー

サポカーを購入する際にかかる費用の一部を補助してくれる制度です。
安全運転と費用のサポートが可能なので積極的に申請したい補助金制度です。
サポカーは徐々に普及してきており、事故を減らすためにも多くの人がサポカーを利用できるようにするために、購入後に費用が一部戻ってくる補助金制度が始まりました。
続いては、補助金を検討する際に重要な対象者も確認しておきましょう。

サポカー補助金対象者

サポカー補助金を受け取ることができるのは、令和2年3月末時点で満65歳以上の高齢者が対象となります。
65歳以上の人や65歳以上の親がいらっしゃる人は、これを機にサポカーの購入を検討してはいかがでしょうか。

後付け装置導入も可能

補助金サポカー

「最近車買ったばかりだから、補助金を貰えるとはいえサポカーに買い替えるのはもったいない」と思って買わない選択にしている人には、後付け装備導入があります。
今あなたが乗っている車に安全運転装置を取り付けることもできます。
最近車買ったばかりの人でも、わざわざまた新しい車を買い替える必要ないため、既に車を持っている人や車を購入するのはにおすすめです。

後付け装備導入ではどんな機能が付く?

後付け装備導入を利用すると、ペダル踏み間違い急発進等抑制装置を備えることができます。
高齢運転者の交通事故多発問題の中で、ブレーキと間違ってアクセルを踏んでしまったことで起こる事故が非常に多いです。
ペダル踏み間違い急発進等抑制装置を追加すれば、死角に障害物や人がいたとしても急加速で衝突する事故を防ぎます。
そのため、新しくやってくるサポカーのために今持ってる車の処分を考える必要はなく、いつもよりも安全にドライブできます。

後付け装置導入の補助金額

後付けで装置を追加した場合に補助してくれる金額は、障害物検知機能付きの場合は4万円。
障害物検知機能なしの場合は2万円です。
障害物との衝突事故を防ぐことができ、安全のためにも障害物検知機能付きを選ぶのが良いでしょう。

サポカー補助金はいくら貰える?

補助金サポカー

支給される補助の金額は、購入する車の種類によって異なり、選んだ車によってはサポート機能も違ってきます。
新車・軽自動車・中古車それぞれ補助金額が異なってくるので、しっかりと計算してサポカーを購入したい場合はよく覚えておきましょう。
次は、サポカー・サポカーS・サポカーSワイドに分けて1つずつ紹介します。

補助金額

・サポカーの場合、新車で6万円。
軽自動車は3万円。
中古車は2万円の補助金が支給されます。

・サポカーSの場合は4万円の補助金が支給されます。

・サポカーSワイドの場合、新車で10万円。
軽自動車は7万円。
中古車は4万円の補助金が支給されます。
サポカーSワイドは多数のサポート機能が付いているので、やはり受け取れる補助金は高額です。

サポカー補助金対象のトヨタ車を紹介

補助金サポカー

サポカー補助金制度には対象の車があり、車の種類やグレードによっては補助金対象外となる場合もあるため、サポカーを購入する前に以下のこともよく確認しておきましょう。
本記事では、トヨタのメーカーでサポカー補助金対象車を紹介していきます。
トヨタは40車種以上がサポカー補助金対象となっているのでおすすめです。

補助金3万円対象のトヨタ車

補助金3万円対象の車には、衝突被害軽減ブレーキが備えられています。
詳しい車の種類は以下になります。

■軽自動車
・ピクシス トラック
・ピクシス バン

補助金6万円対象のトヨタ車

補助金6万円対象の車には、衝突被害軽減ブレーキが装備されています。
詳しい車の種類は以下になります。

■コンパクトカー
・アクア
・ヴィッツ
・カローラスポーツ
・スペイド
・ポルテ
・ヤリス

■ミニバン
・ヴォクシー
・エスクァイア
・シエンタ
・ノア
・ハイエース ワゴン

■セダン
・カムリ
・カローラ
・プリウス
・プリウスPHV

■ワゴン
・カローラ ツーリング
・プリウスα

■SUV
・C-HR
・ハイラックス
・ハリアー
・RAV4
・ランドクルーザー
・ランドクルーザー プラド

■スポーツ
・スープラ

■ビジネスカー
・サクシード
・ジャパンタクシー
・ハイエース バン
・プロボックス
・レジアスエース

補助金7万円対象のトヨタ車

補助金7万円対象の車には、衝突被害軽減ブレーキ・ペダル踏み間違い時加速抑制システムが装備されています。
詳しい車の種類は以下になります。

■軽自動車
・ピクシス エポック
・ピクシス ジョイ
・ピクシス トラック
・ピクシス バン
・ピクシス メガ

補助金10万円対象のトヨタ車

補助金6万円対象の車には、衝突被害軽減ブレーキ・ペダル踏み間違い時加速抑制システムが標準装備です。
グレードによっては安全装置を付けられない車もあり、その場合は補助対象外となります。

■コンパクトカー
・アクア
・ヴィッツ
・カローラスポーツ
・スペイド
・タンク
・パッソ
・ポルテ
・ルーミー
・ヤリス

■ミニバン
・アルファード
・ヴェルファイア
・ヴォクシー
・エスクァイア
・グランエース
・シエンタ
・ノア

■セダン
・カムリ
・カローラ
・クラウン
・プリウス
・プリウスPHV
・MIRAI

■ワゴン
・カローラ ツーリング

■SUV
・C-HR
・ハリアー
・ライズ
・RAV4

■ビジネスカー
・ジャパンタクシー

以上が、サポカー補助金の対象になるトヨタ車です。
トヨタでは、殆どの車種がサポカー補助金の条件を満たしているので、乗りたい車を購入しやすいのも嬉しいポイントです。
本記事ではトヨタを紹介しましたが、スズキ・スバル・ダイハツ・ホンダ・日産など数々のメーカーにもサポカー補助金対象に入っています。
今後も対象になる車種が増えていくことでしょう。
これを機に是非公式サイトをチェックしてみてください。

サポカー補助金の申請手続き

サポカー補助金の申請手続きについてはまだ考え中とのことです。
募集日や手続き方法は今後発表されるそうで、それまで楽しみですね。
とりあえず現状決まっているのは以下の2点です。

・サポカーを登録して申請した後、審査が通れば補助金が交付されます。
・予算申請総額が予算額を超えたら募集終了になります。

補助金の基本的なルールとなるのは明確のようで、限りがあることは注意してください。
当然ですが、補助金は返済はいらないものの申請すれば誰でも貰えるわけではないことと、申請できる期間があることを忘れずに。
申請手続きの発表は今日か明日か、目が離せませんね。
募集開始が始まったらすぐ行動に移しましょう。

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