即日融資を受けたい時に、どのような方法を選びますか?
銀行の名前が付いている銀行カードローンは、低金利で使い勝手もよく、銀行の名前からも安心して利用できるカードローンだといえるでしょう。
しかし、今日中にお金を調達したいのなら、銀行カードローンでは対応することが難しいのです。
「今日中に融資を受けたい」と思っているのに、銀行カードローンを利用してしまうと、即日融資を受けられなくなってしまいます、
そこで、こちらの記事では、即日融資を受けたい人に向けて、即日融資ができない銀行カードローンと即日融資ができる消費者金融、さらには即日融資をしてもらう3つのポイントについて解説していきますので、ぜひご覧ください。
即日融資ができない銀行カードローン
銀行カードローンでの即日融資を希望しても、厳正な審査を行う銀行カードローンでは即日融資を行うことができません。
申込者の年収と勤務先に加えて、これまでの金融取引情報を確認し綿密に精査するために、即日融資ができないのです。
銀行カードローンは、申し込みをしてから融資を受け取るまで、最短でも2日から3日ほどの時間を要することになります。
どうして、銀行カードローンは厳正な審査を行うようになったのでしょうか?
過剰貸付による社会問題が発生
2017年頃くらいまでは、銀行カードローンでも即日融資が行えたのですが、過剰貸付により、多重債務や返済困難となってしまう人達が増えてしまいました。
そのようなことがあり、銀行が自主規制し即日融資をしないことを定めたのです。
Q.なぜ銀行カードローンは即日融資できないのか
『 回答1:審査を行う機関が異なるためです
銀行カードローンは、審査を保証会社が行うケースが多く、保証会社へ審査を依頼~審査結果の返答まで、長いと数日かかります。一方で、消費者金融系の審査は自社が行うことが多く、その分早く処理が進むため、即日融資が可能となります。銀行カードローンは審査方式が消費者金融と異なるので、即日融資は不可能です。』
『 回答2:審査のプロセスが多いため
銀行カードローンは消費者金融と比較して審査のプロセスが多くなっています。
まず保証会社の仮審査が行われ、次に銀行による本審査が行われます。
さらに2018年からは銀行がお金を融資する際には警察庁の反社会的勢力のデータベースへ照会を行い、融資をしようとしている人が反社会的勢力に該当しないかの確認も必要になりました。』
銀行と消費者金融の違い
銀行カードローンと同じように、カードローンを行っている消費者金融は、同じような金融業者に思われるかも知れませんが、その根本となる法律が違っています。
銀行カードローンは、銀行法という法律のもとで運営しており、消費者金融は貸金業法という法律のもとでの運営です。
◆銀行カードローン:銀行法のもとで運営、総量規制なし
◆消費者金融:貸金業法のもとで運営、総量規制あり
消費者金融の場合は、貸金業法に沿った総量規制というルールに従って、年収1/3までしか融資できません。
しかし、銀行カードローンには、貸金業法に従う必要がないので、年収1/3以上であってもお金を貸すことができます。
違いの発端となった総量規制とは?
銀行カードローンと消費者金融のカードローンが異なってしまった原因は、「総量規制」にあります。
「総量規制」とは、借入の全ての合計が、年収等の1/3までに制限されてしまうこと
この「総量規制」が対象となるのは、個人がお金を借り入れる行為のことをいい、個人が事業用資金として借入れる時には、総量規制の対象とはなりません。
銀行カードローンと消費者金融の審査基準
銀行カードローンと消費者金融では、申し込みをする際に審査を行っていますが、双方の審査基準はそれぞれ異なった審査方法で行なわれています。
銀行カードローンと消費者金融が行っている審査方法についてみていきましょう。
銀行カードローンの審査基準
銀行カードローンの審査は、申込者が銀行に申し込みを行うと、申し込み情報を保証会社に送られます。
保証会社が審査の通過を銀行に伝え、銀行は結果を申込者に伝えるだけのシステムでした。
しかし、2018年1月より銀行カードローンの審査のシステムが代わり、銀行独自の審査を行うようになりました。
現在では、各銀行は預金保険機構と警察庁データベースを介して、カードローンの申込者に対して反社会勢力との関係や問題がないかを調べています。
この警察庁データベースの結果が銀行に帰ってくるまでの時間として、1日~2週間ほど要することになり即日融資は不可能となっています。
また、全国銀行協会では過剰貸付を払拭するために、自主的に2017年10月より協会員となっている各銀行カードローンの融資残高を公開するようになりました。
消費者金融の審査基準
消費者金融の審査のやり方については、審査基準が非公開になっているために情報が限られていますが、審査基準は主に申込者の返済能力です。
申込者の返済能力を見るために、次の4つが主に見られることになります。
①安定した収入があるか?
②年収の1/3相当の借り入れをしていないか?
③多重債務者となっていないか?
④個人信用情報に問題はないか?
消費者金融に申込みをするのなら、4つの項目にあてはまっていないか?確認しておくようにしましょう。
ちなみに、消費者金融の審査に通る割合は、約50%ほどとなっています。
即日に必要ならば消費者金融
上記でも説明したとおり、銀行カードローンでは即日融資を受け取ることは不可能となります。
もしも、即日にお金が必要な場合には、消費者金融を利用することになります。
消費者金融は、銀行カードローンよりも金利が高く設定されているので、敬遠しがちですが、サービス面に目を向けると銀行カードローンよりも優れています。
次に、消費者金融のカードローンをご紹介していきます。
アコム三菱UFJフィナンシャル・グループ
◆金利 :3.0~18.0%
◆限度額:最大800万円
◆審査 :最短30分
◆融資 :最短1時間
『利用者数が全国でトップクラス!●30日分の利息が基本的にゼロ円!●最短60分で借りられる!』
プロミスSMBCコンシューマーファイナンス
◆金利 :4.5~17.8%
◆限度額:最大500万円
◆審査 :最短30分
◆融資 :最短1時間
『他消費者金融よりも金利が安くてお得!●銀行閉店後も最短10秒で振込可能!※1●30日分の利息が完全ゼロ円!※2』
※1:三井住友銀行もしくはジャパンネット銀行の口座が必要です※2:メールアドレスの登録とWeb明細の利用が条件です
即日融資してもらえる3つのポイント
消費者金融においても、即日融資をしてもらうためには審査の時間を短縮しなければなりません。
カードローンの申込みの中で、審査に費やす時間が一番長いからです。
そこで、即日融資を受けるためには、なるべく審査を早く終わらせなければなりません。
審査を終わらせるためには、次の「インターネットを利用して申込む」「即日融資をうけたいのなら21時まで」「必要最低限の融資額」の3つがポイントとなります。
次に、3つのポイントを詳しくみていきましょう。
ポイント1:インターネットを利用する
消費者金融のカードローンを申込むにあたっては、スマホやPC、さらに店舗窓口や郵送、電話といった方法が考えられます。
その中で、申し込みを24時間受け付けてくれる、スマホ、PCなどのインターネットを利用した申込方法を利用すると、即日融資が受けられる可能性が高まります。
また、カードローンを申込む際には、住所、年収、勤務先名および住所、電話番号を記入しなければなりません。
インターネットを介して行えば、クリック1つで情報を送信することができますので、即日融資をするのなら、インターネットでの申し込みが適切と言えるでしょう。
ポイント2:即日融資を受けたいのなら21時まで
即日融資を受けたいのなら、21時までに申し込みを終了させてください。
消費者金融の大手となるアコムやプロミスでは、無人契約機を設置しており、その営業時間は22時となっています。
申し込みに1時間かかると仮定すると、21時までに申し込みする必要があるのです。
もしも口座振込で融資を希望するのなら、銀行の営業時間はは15時ですので、14時までの申し込みが必要となります。
◆即日融資までのタイムリミット:21時までに申込む
◆口座振込を希望する場合:14時までに申込む
ポイント3:必要最低限の融資額
審査に要する時間を短縮するためには、融資金額を高く設定してしまうと審査の時間が長くなる場合があります。
即日融資を希望しているのなら、審査時間を短縮するためにも必要最低限の融資金額に抑えておくようにしましょう。
融資金額が低いと、審査が通りやすくなり審査にかかる時間の短縮につながっていきます。
即日融資を土日に受ける方法
土日に即日融資を受けたいとおもっても、在籍確認が障害となり受けられない場合が出てきます。
土日に会社に出勤している人がいないと、電話をしても誰も受け取ってもらえないために在籍確認することができません。
次の営業日まで審査は止まってしまうことになります。
しかし、在籍確認は電話以外でも行える方法があります。
社名入りの健康保険証、直近の給与明細書をみせることで在籍し働いていることの証明ができるのです。
土日に即日融資を受けたいのであれば、申込確認の電話がかかったときに即日融資を希望していることを伝えて、「違った形で在籍確認が行えないか?」相談してみてください。
まとめ
銀行カードローンと消費者金融において、即日融資を受けられる方法を解説してきました。
即日融資をうけたいのなら、銀行カードローンでは行えないので、消費者金融を利用してください。
銀行カードローンで、即日融資をお願いしても不可能となってしまうでしょう。
銀行カードローンよりも高い金利となっている消費者金融ですが、受けられるサービスは銀行カードローンよりも充実おり、最短で30分の審査、融資までは最短60分で行えます。
もしも、「今日中にお金が必要」というのであれば、消費者金融を利用するとよいでしょう。
上記に記載してある「即日融資してもらえる3つの方法」を踏まえながら、即日融資につなげていってください。