できれば日本の3大メガバンクのひとつとなっている三井住友銀行（SMBC)からの借り入れをしたいと考えている方は多いのではないでしょうか？三井住友銀行（SMBC)では、5つの種類のローンを提供しており、審査が通ることでそれらのローンを利用することができます。
そこで、こちらでは、三井住友銀行（SMBC)の5つのローンの紹介と、使い勝手のよいカードローンの審査方法について解説していきます。
信頼の厚いメガバンクとなる三井住友銀行（SMBC)のローンを利用したい方にとって役立つ記事となっています。

三井住友銀行（SMBC)の特徴

3大メガバンクとなっている銀行は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行（SMBC)ですが、それぞれが違った特徴を持っています。
三井住友銀行（SMBC)は、他と比べると関西の商人のような、腰が軽く融資のスピードが早いのが特徴。
投資銀行部門とリテール事業（個人顧客営業）が強いことからも法人営業よりも、身近な個人顧客を大事にしていることがわかるのではないでしょうか？

三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行（SMBC)の3つを銀行全体の売上で比較してみると、三菱UFJ銀行約5.9兆円、三井住友銀行（SMBC)約5.1兆円、みずほ銀行約3.2兆円となっています。
1位の三菱UFJ銀行約5.9兆円に続いて、僅差で2位の位置につけているのが三井住友銀行（SMBC)です。

三井住友銀行（SMBC)が提供している5つのローンをご紹介

三井住友銀行（SMBC)で提供しているローンは、全部で5種類です。
住宅関係から使用する目的などによって組まれるローンなど、利用する人のニーズに合わせてローンが選べることができます。
三井住友銀行（SMBC)にはどのようなローンがあるのかさっそく見ていきましょう。

住宅ローン

三井住友銀行（SMBC)の住宅ローンでは、新規に借り入れる方と借り換えを検討している方に、住宅ローンを提供しています。
三井住友銀行（SMBC)での住宅ローンでは、夫や妻が亡くなってしまった場合に住宅ローン残高が0円になることや、一部繰上返済手数料が無料となること、またライフプランに合わせて金利の組み合わせができるミックスプランを採用しています。
その他にも、ガンなどと診断された時に残高が0円となる8大疾病保証付住宅ローン、自然災害時返済一部免除特約付住宅ローンなど、借りる方にとって安心となる住宅ローンです。

目的別ローン

目的別に作られた２種類のローン。
教育ローンとマイカーローンから選ぶことができます。
教育ローンは、無担保型or有担保型から選ぶことができ、無担保型なら10万円～300万円までの借り入れができ、借入期間は1年～10年以内。
有担保型なら50万円～3,000万円以内の借り入れが可能で借り入れ期間は1～30年以内です。
マイカーローンは10万円～300万円借り入れることが可能で、借り入れ期間は1年～10年です。
マイカーローンに担保は必要ありません。

アパートローン

賃貸住宅のオーナーに向けてのアパートローンは、不動産を活用してアパート経営をしている方や、賃貸住宅オーナーとしてリフォームや修繕を考えている方におすすめのローンです。
融資金額は200万円以上で建築・購入の範囲内で受けられます。

60歳からの住宅ローン

住み替えを考えている方におすすめなローン。
ポイントとしてあげられるのは、借り入れ金額は担保評価額の50%まで利用でき、毎月は利息のみの返済が可能、また元金は自宅売却などによって一切返済をすることができます。月々の返済額がおさえられるのがメリットとなる60歳からの住宅ローンです。

カードローン

インターネットからすぐに申し込むことができる三井住友銀行（SMBC）のカードローンです。
カードローンの特徴は、申込みのための来店が不要、提携コンビニATMでの利用可能などと手軽に使えるのが特徴です。
三井住友（SMBC）の口座がなくても申し込むことができ、申込手数料や年会費はかかりません。

手軽で便利な三井住友銀行（SMBC)のカードローン

様々な用途に応じてのローンを提供している三井住友銀行（SMBC)ですが、一番使い勝手のよいとされるのはカードローンです。
インターネットからでも申し込める手軽さと、カードがあれば全国の三井住友銀行（SMBC)と提携コンビニATMで利用できる便利さは、持っていれば安心なカードローンとなるでしょう。
金利は契約限度額によって異なりますが、年利4.0～14.5%となり、限度額は10万円～800万円と幅広く設定されています。
毎月の返済額は2,000円から設定されていることからも、気軽に活用できるローンということが言えます。

この職業で三井住友銀行（SMBC)の審査は通る？

便利に活用できる三井住友銀行（SMBC)ですが、どなたでも利用することが可能なのでしょうか？こちらでは、職業に応じて審査が通るのか？通らないのか？を見ていきたいと思います。

パートやアルバイトの場合

三井住友銀行（SMBC)のカードローンでは、パートやアルバイトを職業としている方でもカードローンの審査は受けることができます。
ただし、審査をクリアするためには「原則安定した収入がある」ことが条件となってきますので、雇用期間の短い方や派遣社員への登録のみ方は審査をクリアすることは難しくなるでしょう。
申込みをする前に、勤務実績を積んでおくことなどが、審査を通りやすくためのポイントとなってきます。

自営業者（フリーランス）の場合

自営業者やフリーランスの場合には、「安定した収入がある」という条件が難しくなってくるため、カードローンにおいては弱い立場です。
パートやアルバイト以上に審査を通るのが難しくなってくると考えられます。
パートやアルバイトは非正規雇用者ではありますが、給与所得者となります。
その一方では、自営業やフリーランスは景気の変動に影響され、売り上げや所得が一定しないために審査が通りにくくなってしまうのです。

年金生活者の場合

年金生活者やは三井住友銀行（SMBC)のカードローンの審査は通るのでしょうか？
年金生活者は、年金収入だけでは三井住友銀行（SMBC)のカードローンを申し込むことができません。
三井住友銀行（SMBC)は、年金収入を安定した収入と捉えてないからです。
ただし、年金生活者の中でも、パートやアルバイトなどにより、安定した収入がある方は審査対象となります。
申込時年齢満69歳以下をクリアしているのなら、審査を通過する可能性もでてきます。

学生や専業主婦の場合

学生の場合は、満19歳以下（未成年）となる場合は利用することができず、さらに安定した収入がなければ三井住友銀行（SMBC)カードローンに申し込むことができません。
ただし、年齢が20歳以上で、アルバイトなどをして安定した収入を確保している学生ならば、審査を受けられる可能性が高くなります。
収入のない専業主婦の場合には、三井住友銀行（SMBC)カードローンでは審査を受け付けてくれません。
たとえ配偶者にに安定した収入があったとしても、三井住友銀行（SMBC)では、受けつけてもらえないので、覚えておきましょう。

三井住友銀行（SMBC)カードローンの審査は厳しいのか？

メガバンクである三井住友銀行（SMBC)の審査は比較的厳しいと言われています。
審査を通るためには、まずは次の条件を満たしておかなければなりません。

・申込時、年齢が満20歳以上満69歳以下の人
・原則安定した収入のある人
・三井住友銀行（SMBC)指定の保証会社(SMBCコンシューマーファイナンス株式会社)の保証が受けられる人（※申込みは本人に限る）

これらの条件を満たした上で、各人の信用状況が一定のスコアリングポイントを満たし、なおかつ、信用情報に問題がない、3ヶ月もしくは61日以上の返済滞納をしていない、在籍確認がとれる、保証会社SMBCコンシューマーファイナンスの審査を通ることなどの審査を全て通過した時点で、三井住友銀行（SMBC)のカードローンの審査が通過できるのです。
いくつもの審査を重ねるところをみると、三井住友銀行（SMBC)カードローンの審査は厳しいと言えるのではないでしょうか？

審査に落ちてしまった理由とは？

万が一審査に落ちてしまった場合、自分がどんな理由で審査に落ちてしまったのか気になるところではないでしょうか？また、落ちてしまった理由を知ることで、今後申込む際に、なんらかの手立てを練ることもできます。
こちらでは審査が落ちてしまった理由を具体的に見ていきたいと思います。

基準を下回る勤続年数

たとえ安定した収入があったとしても、基準を下回る勤続年数であれば審査に通ることができなくなります。
条件には勤続年数に関して記載していませんが、最低でも半年～3年の勤続年数がなければ審査で落ちるかも知れません。

返済割合の高さ

次に上げられるのが、年収と返済額の割合です。
年収が少ないのに、多くの返済額となっていれば、長期間の返済が難しくなるため、審査は通りにくくなります。
銀行では、一般的には35%ほどの借り入れが限度額と決められており、それ以上となると慎重に審査がすすめることとなり、審査に通る可能性が低くなってしまうのです。
消費者金融ならば、住宅ローン、自動車ローン、おまとめローンなどの項目は除外することができますが、三井住友銀行（SMBC)では返済額として合計されてしまうために、返済率が高くなってしまうのです。
・返済率＝年間返済額÷年収
この計算式を当てはめれば、返済率を出すことができますので、ご自身の返済率を確かめておくことをおすすめします。

勤務先での在籍確認が取れない

三井住友銀行（SMBC)カードローンの審査においては、在籍確認が取れるか？取れないか？は重要なチェックポイントとなっています。
三井住友銀行（SMBC)カードローンからの在籍確認の際には、かかってくる日時をしっかり把握し、「自分あての電話がかかってくるので」などと、在籍確認ができるように配慮しておくとよいでしょう。

トラブルの多さ

金融関係でのトラブルが多い方は、三井住友銀行（SMBC)カードローンの審査を通るのは難しいと言えます。
特に、信用情報機関に問題のありと登録がされていては、審査を落ちてしまう可能性が高くなり、即審査落ちしてしまうこともありえます。
金銭関係のトラブルとして上げられるものには、各種ローンの返済遅延、クレジットの決済状況などです。
毎月の返済日に返済が遅れがちになっている方は、三井住友銀行（SMBC)カードローンの審査に通ることは難しくなるでしょう。

まとめ

3大メガバンクのひとつである三井住友銀行（SMBC)が提供しているローンと、その審査方法についてまとめてみました。
三井住友銀行（SMBC)が提供しているローンは、主に5種類ですが、その中でも便利に使えるカードローンはいざという時に、持っておきたいカードです。
かし、そのためには審査を通過しなければなりません。「勤続年数を増やしてから申し込む」「返済遅延をしない」などを心がけて置くと、今後のカードローンの審査が取りやすくなります。
使い勝手なカードローンを手にれて、ゆとりある暮らしを満喫していきましょう。