りそな決済サービスファクタリングの特徴と3つのメリットデメリットを紹介

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りそな決済サービス株式会社はりそな銀行の子会社となっており、独自のペイメントシステムを利用したでんさい活用型ファクタリングを提供しているファクタリング会社です。

大手銀行の子会社ということもあり信用性は高いものの、提供しているファクタリングは早期資金調達は難しいという特徴もあります

信頼できる企業のファクタリングを利用したいと思う経営者様は多いとは思いますが、中小企業には向いていない可能性も高いので、申し込みを行う前にしっかりと内容を把握しておく必要があると思います。

そこで、この記事ではりそな決済サービスが提供しているファクタリングの特徴や、利用する時のメリットとデメリットについて紹介していきたいと思います。

りそな決済サービス株式会社について

りそな決済サービス

全国に325店舗を展開しているりそな銀行のグループの一つでもあるりそな決済サービスは、独自のりそなペイメントシステムでファクタリングを行っていますが、ファクタリングの支払保証に力を入れている企業になります。

会社概要

まずはファクタリングサービスりそな決済サービスを運営する、りそな決済サービス株式会社の会社概要から見てみましょう。

会社名 りそな決済サービス株式会社
設立年月日 昭和53年10月25日
本社所在地  東京都江東区木場1-5-25 深川ギャザリア タワーS棟17階
資本金 10億円
電話番号 03-6832-7400
FAX番号 03-3645-9600
業務内容 ・診療(調剤)・介護報酬債権前払いサービス
・売掛債権の支払保証(ファクタリング)
・りそなネット
・りそなコンビニ収納代行サービス
・りそなペイメントシステム
代表取締役 古川 裕二
HP https://www.resona-ks.co.jp/index.html

大手都市銀行の子会社となっているので、取引を行う時の信頼度は高く、民間のファクタリング企業と比べると手数料が安いというメリットもありますが、中小企業にとっては資金調達までのスピードや、審査の通りやすさ、提供しているサービスなどが利用する時に気になるポイントだと思います。

ファクタリングサービス概要

続いてはりそな決済サービスのファクタリングサービス内容の概要をまとめて紹介していきます。

種類 3社間のみ
手数料(3社間) 1%~5%
手数料(2社間) 対応なし
手数料以外の費用 なし
債権譲渡登記設定 登記保留可能
査定 訪問、電話、ウェブ
審査通過率 70%以上
審査時間 2週間以上
現金調達スピード 最長で2か月
利用額 1000万円~10万円
必要書類 ・通帳コピー
・決算書(直近のもの)
・請求書
・発注書
・納品書

でんさいによるファクタリングを行っている為、2者間の取引は不可となっており、3社間のみの対応となります。また、審査までに長い時間を要するので、即日資金化を希望しているような企業には向いていない傾向があります。

以下では、りそな決済サービス株式会社が提供しているファクタリングの特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。

りそな決済サービスファクタリングの特徴

上記でもご紹介しましたが、りそな決済サービスではファクタリングによる資金調達よりも、ファクタリングを行う時の保証に力を入れている傾向があります。まずは、提供されているサービスや特徴について把握するようにしましょう。

りそなペイメントシステムについて

りそな決済サービス

りそな決済サービスのファクタリングは、電子債権を用いた支払業務代行サービス「りそなペイメントシステム」を導入しています。その為、ファクタリングの特徴を知る前にペイメントシステムの仕組みついて解説していきたいと思います。

りそなペイメントシステムとは、納入企業の電子債権をりそな決済サービスが代理受領することで、支払企業に対する売掛金の回収を代行するというシステムです。

納入企業は売掛金の取り立てや領収書の発行などにかかるコストを削減できるだけではなく、手形の盗難や紛失のリスクを回避することが可能となります。

また、支払企業は手形の発行や管理のコストの削減や、手形にかかる印紙税を支払う必要がなくなる為、納入企業と支払企業の双方にメリットがあるシステムです。

手間がかかる業務をりそなが代行してくれるので、企業の負担を大幅に軽減することも出来ます。このシステムを利用したファクタリングが「でんさい活用型ファクタリング」となります。

でんさい活用型ファクタリングについて

りそな決済サービス

りそなペイメントシステムで取り扱う電子債権を売買することで、期日前の資金調達を行うのがでんさい活用型ファクタリングです。

支払企業から送付される買掛債務のデータに基づき、でんさいネットに対してでんさいの発生及びファクタリング会社のジョウトの記録請求を行うと共に、納入企業へのでんさい明細の通知を行います。

この記録請求に従い、発生したでんさいを納入企業に代理して受け取り、ファクタリング会社に譲渡します。

納入企業や販売先の企業が面倒な手続きを行うことはなく、でんさいネットに対する債権発生記録の請求や譲渡記録の請求、ファクタリング会社に債権を譲渡する手続きなどの全てをりそな決済サービスが行ってくれるので、一般的なファクタリングを利用するのと同じ感覚で利用することが可能となっています。

売掛債権の支払保証がメイン

りそな決済サービス

りそな決済サービスでは、ファクタリングによる資金調達よりも、ファクタリングを行う時の支払保証がメインになっています。

支払保証とは、万が一、売掛先が倒産などの理由により売掛金の支払いが出来なくなった場合に、保証をかけておくことで不渡りになることを防ぐものです。

例えば、500万円の売掛債権を持っていたとして、売掛金が順当に支払われるか不安になった時に支払保証に申し込み、保険をかけておくことができ、支払いが滞った時にりそな決済サービスが代わりに支払いをしてくれるのです。

しかし、満額に満たないこともあり、審査によっては400万円が保証となる可能性もあります。その場合では100万円の損害が出てしまいますが、それでも最悪の事態は逃れることが出来ると思います。

りそな決済サービスファクタリングのメリット

りそな決済サービス

りそな決済サービスでは、でんさいを利用する為、メリットはでんさいによるメリットが多くなります。それぞれ詳しく解説していきましょう。

売掛金の一部前払いが利用できる

手形割引では、100万円の手形なら100万円のファクタリングを行う必要がありますが、電子債権のでんさいならば100万円の売掛金でも50万円だけ期日前に現金化することも可能となります。企業ごとの状況に応じて、一部だけのファクタリングを行うことが出来るのは、無駄な手数料が発生しない為、大きなメリットになります。

集金時に発生する手間を軽減できる

集金の際に発生する領収書の発行や、業務の手間を軽減することが出来ます。複数の集金先がある場合でも、全てりそな決済サービスに委託することで、手続きが簡略化されるので、複雑な管理の必要もなくなるのです。また、手形の管理はリスクもあり、面倒な業務の一つとなっていますが、でんさいなら紛失などの恐れもないので、利用者にとってはかなり便利になると思います。

手形割引よりも手数料が安い

売掛金の早期資金化を行う時には、手数料はとても重要なポイントになりますが、りそな決済サービスのファクタリングでは手形割引よりも安い手数料で資金調達を行うことが出来ます。手数料が高くては、キャッシュフローを問題を改善することが出来ずに、その場しのぎとなってしまう可能性があるので出来れば安い手数料で資金化をしたい方がほとんどだと思います。

りそな決済サービスファクタリングのデメリット

りそな決済サービス

メリットも多いりそな決済サービスのファクタリングですが、デメリットと言える特徴も多く、特に中小企業にとっては利用が難しい可能性もあるので、必ずチェックして欲しいと思います。

少額のロッドには対応しないことが多い

大手銀行がバックに付いているので、取引の信頼度の問題は全くないものの、大口取引が多い傾向にあり、少額の取引には応じないことが多いという特徴もあります。少額でも相談することは出来ますが、1000万円以下の場合は利用出来ない可能性は高いと思います。

資金化までに時間がかかる

ファクタリングの利用を検討されている経営者様は、出来れば即日、遅くても3日以内の資金調達をお考えの方も多いと思いますが、りそな決済サービスのファクタリングサービスでは早くも2週間、遅い場合では2ヶ月近く資金化までに時間がかかってしまいます。

一刻も早い資金調達を目指している企業にとっては不向きのサービスとも言えます。早期の資金化を目的としているのならば、手数料が高くても民間のファクタリング企業を利用する方が好ましいかもしれませんね。

2者間ファクタリングに対応していない

りそな決済サービスのファクタリングは3社間にしか対応していない為、信用を失いたくない企業にとっては利用が難しいかもしれませんね。ファクタリングを行うことを、出来れば取引企業に知られたくないと思う経営者様は多いと思いますが、ペイメントシステムの仕組み上、3社間でしかファクタリングを行うことが出来ないのです。

これは、利用する方にとってはかなり大きなデメリットとなると思います。どうしても2者間ファクタリングを行いたい時には、ベルノファクタリング企業を探すことをおすすめしています。

まとめ

りそな決済サービスのファクタリングは利用することが出来れば、少ない手数料で資金調達を行うことができ、大きなキャッシュフローの改善に繋がる為、利用をお考えの方も多いと思いますが、資金化までに時間がかかることや、2者間に対応していないという大きなデメリットもあります。

また、りそな決済サービスでは、信用情報をデータバンクにて審査を行いますし、ファクタリングの申し込みを行っただけで、企業の信用を傷つける可能性もあるので、申し込みを行う時は慎重に検討する必要があります。

ファクタリングによる資金化というよりも、上記でも紹介したようにファクタリングの支払保証を申し込みたい方におすすめの企業とも言えると思います。

 

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