カードローンを扱っている銀行は数多くありますが、みずほ銀行のカードローンは金利年2.0~14.0%と低めの金利となっており、利用限度額においては10~800万と幅広く設定されています。
しかし、みずほ銀行の審査は厳しいと言う声も聞かれることから、審査が通るか心配と感じる方は多いのではないでしょうか?
こちらでは、そんな方たちに向けて、みずほ銀行の審査を通るための情報をご紹介したいと思います。審査の前には、ぜひご覧になってみてください。
INDEX
3大メガバンクのみずほ銀行とは?
みずほ銀行は、東京都千代田区に本店をおく3大メガバンクのひとつです。
3大メガバンクには、他に「三井住友銀行」と「三菱東京UFJ銀行」が存在していますが。
みずほ銀行は、その中でも宝くじの販売と自治体に強いのが特徴です。
全国の47都道府県すべてに本支店を持っている信頼できる銀行なのです。
みずほ銀行カードローンの特徴
みずほ銀行が提供しているのは、PCやスマホで24時間申込みができるカードローン。
PCやスマホがあれば来店と郵送なしで利用できます。
また、キャッシュカード1枚でローン機能も使え、コンビニATMで利用することも可能となっています。
その他にも、みずほ銀行で住宅ローンを利用している方には、カードローン金利を年0.5%引下げられるというメリットもあるカードローンです。
みずほ銀行カードローン種類と利用できる方
みずほ銀行カードローンを利用するときには、3つのの条件をクリアしなければいけません。
【利用するための条件】
①契約時、満20歳以上66歳未満の個人であること
②安定かつ継続した収入が見込めること
③保証会社オリエントコーポレーション(以下オリコ)の保証が受けられること
これらが前提となりますが、条件を満たすだけではなく、カードローンの審査を通過することも必要です。
こちらでは、そんな審査を通過するために、審査の流れとポイントをまとめていきたいと思います。
カードローンの発行方法は2種類
カードローンの発行方法は、「キャッシュ兼用型」と「カードローン専用型」の2つのタイプがあり、みずほ銀行に普通預金口座があるのならば「キャッシュカード兼用型」のみの発行となります。
みずほ銀行カードローンの審査の流れをチェック
カードローンを申し込む前には、審査の流れをおさえておくと安心です。
申込方法には、インターネット、スマホ、郵送、電話、店頭と5つの種類がありますが、こちらでは一番利用度が高いインターネットを利用した審査の流れを軸に、「みずほ銀行に口座がある場合」と「みずほ銀行に口座がない場合」について見ていきたいと思います。
口座あり・普通預金口座開設を同時申込みの場合
「口座あり」の場合です。
インターネットを利用、カードローンと普通預金口座開設を同時におこなうときのみずほ銀行カードローンの審査の流れです。
①みずほ銀行の公式サイトにアクセス
②「口座あり」ボタンを選択
③申込みフォームに必要事項を入力して送信
④審査(みずほ銀行、保証会社による所定の審査)が行われます
⑤審査結果の回答がメールで届きます。(ここまでは仮申込み扱いとなります)
⑥必要書類登録用URL(*3)到着、メール記載手順に沿って手続き
⑦登録しておいたアドレスに、カードローン口座開設完了の連絡がきます
⑧契約内容確認書が自宅に届きます
⑨持っているキャッシュカードでの借り入れが可能となります
※③限度額50万円超の申込みした場合には、収入証明書登録が必要なのでご注意ください。
口座なし・普通預金口座開設を同時申込みの場合
「口座なし」の場合です。
インターネットを利用、カードローンと普通預金口座開設を同時におこなうときのみずほ銀行カードローンの審査の流れです。
①みずほ銀行の公式サイトにアクセス
②「口座なし」ボタンを選択
③申込みフォームに必要事項を入力して送信
④審査(みずほ銀行、保証会社による所定の審査)が行われます
⑤審査結果の回答がメールで届きます。(ここまでは仮申込み扱いとなります)
⑥みずほ銀行から通帳が届きます
⑦通帳受け取り確認後、カードローン口座の開設とキャッシュカードの送付
⑧カードローン口座開設完了の連絡がメールで届く
⑨契約内容確認書が自宅に郵送される
⑩送付されたキャッシュカードで借り入れできるようになります
※③限度額50万円超申込みした場合には、収入証明書登録が必要なのでご注意ください。
4点を抑えることが大切!みずほ銀行カードローンの審査基準
審査は申込みが終わった段階で始まります。
このときの審査をクリアするためには、次の4点となる審査基準をおさえておかなければなりません。
属性審査(スコアリング)
みずほ銀行の仮審査の初めには、属性審査(スコアリング)とうい審査がおこなわれます。
この審査方式は、申込者が申し込むフォームに入力した事項(年齢、収入、勤務先など)を、みずほ銀行の審査基準にそって点数化していきます。
その合計点が銀行の設定よりも下となった場合には、足切りとなり不合格となってしまうのです。
属性審査(スコアリング)は、スコアをだすのに時間を要さないので、審査結果が早めにわかります。
信用情報審査
信用情報審査は、みずほ銀行が個人の信用情報を確認するために、外部の信用情報機関に問い合わせをする審査です。
外部の信用情報機関には、KSC、JICC、CICの3つの情報機関がありますが、問い合わせを行うのは主に保証会社のオリコになります。
ただし、内容によっては3つ全ての信用情報機関に問い合わせを行うこともあります。
【問い合わせ内容】
・異動情報、いわゆる金融事故情報の登録の有無
・他社債務の状況
・他社の毎月の返済状況や利用履歴
・信用商品の申込み状況
問い合わせをして、申込者に問題があれば、審査が通らなくなります。
信用情報チェックと属性審査(スコアリング)を共に行い、スコアリングの結果が良くても信用情報に問題があれば審査で落ちる可能性は高くなるでしょう。
在籍確認
審査基準の3つめは、申込者の勤務先に電話をかけて勤務しているかを確認する在籍確認です。
収入の元となる勤務先に所属しているかどうかは、カードローン審査では欠かせない審査といえるでしょう。
みずほ銀行カードローンでは、保証会社のオリコが確認を行います。
保証会社オリコの審査・みずほ銀行独自の審査
4つ目となる審査基準は、保証会社オリコとみずほ銀行との審査になります。
保証会社と銀行、両者の審査をクリアが必要となります。
審査はみずほ銀行の基準でおこなわれるので、厳しいと言われています。
また、みずほ銀行は、申込者が反社会的集団に属していないかなどを警察庁に問い合わせて確認をおこない、内容によっては1~2週間ぐらいかかることがあります。
みずほ銀行カードローン審査に落ちる7つの理由
みずほ銀行の審査基準はわかってきましたが、具体的に審査が落ちてしまう理由を解説していきたいと思います。
もしも自分に心当たりがあるのなら、申し込み前にその部分を補強し改善していくと、審査が通過する率が高まるかも知れません。
さっそく、次の審査に落ちる理由をチェックしてみましょう。
収入が安定していない
みずほ銀行カードローンの申込み条件になっている「安定かつ継続した収入」が難しい場合には、審査が通りません。
務めている年数が少ない
審査の落ちる理由としてあげられるのは、勤務年数の短さです。
同じ勤務先で十分な勤務年数があれば審査は通りやすいですが、勤務先が頻繁に変わり勤務年数が短いと、審査が通りにくくなります。
できれば3年以上の勤務年数は確保して欲しいところです。
返済金額の設定が高すぎる
返済金額に対して、年収が低すぎると審査が通りにくくなります。
申込者に対して本人年収の3分の1を超えては、貸し出しが行えないというルールがあるからです。
もしも、返済金額が高いようならば、借入金額を低めに設定しなおしてみると審査が通りやすくなります。
信用情報でひっかかる
申込者に信用情報の問題があると、審査が通らなくなります。
保証会社オリコの信用情報機関での問い合わせで、異動情報と呼ばれる過去の金融トラブルに登録されていれば、即座に審査は落ちてしまうでしょう。
他社債務が多すぎる
他社の借り入れが、多いと審査に落ちる可能性が高くなります。
銀行のカードローンは、他社からの借り入れの基準は、消費者金融より厳しいのです。
具体的には、カードローン3社で黄色信号、返済比率が3割を超えてしまうと審査に通るのはさらに難しくなってしまいます。
隠しておいても、信用情報機関へ問い合わせを行えば、全て知られてしまいます。
在籍確認が取れない
勤務先の在籍確認が取れないときも、審査を通過できなくなります。
銀行カードローンは、この在籍確認に重点をおいているので、確認が取れなければ審査に通ることはできません。
トラブルを起こしていた
みずほ銀行やオリコとの取り引きトラブルを起こしていた方は、審査が通りにくくなります。
トラブルの度合いによって変わってきますが、登録情報は短くて2~6ヶ月ほどで消え、異動情報などの重要事項では5~10年ほどで削除されることになっています。
ただし、みずほ銀行やオリコは、それぞれの会社内で過去に起こした金銭トラブルの情報は、永久保存されています。
みずほ銀行と金銭トラブルを起こしたのであれば、審査落ちする可能性は極めて高くなるでしょう。
みずほ銀行カードローンの審査を通すためには?
審査基準や通らない理由について紹介してきましたが、では実際にみずほ銀行カードローンを通すためにはどうしたらよいのでしょうか?
審査が心配な方や落ちそうな方に、審査が通りやすくなるポイントを紹介します。
ポイント1:みずほ銀行で取引を重ねて実績を作る
みずほ銀行での取り引きを実績として重ねてください。
みずほ銀行で口座を開設し、申し込み前に利用実績を残しておくのです。
例えば、みずほ銀行ではカードローン申し込みの前に住宅ローンの取り引きをおこなっていれば適用金利より、0.5%割り引いてくれます。
みずほ銀行カードローンを利用するのなら、事前に取引実績を作っていくことが大切です。
申込みフォームは確実に
通りやすくなるもうひとつのポイントは、申し込みフォームには嘘を書いてはいけません。
正確に事実のみ入力し、できるだけ空欄を埋めるようにします。
申込みフォームで、内容がわからなかったり、必要な箇所が抜けていれば、その時点で信用を失うかもしれないのです。
丁寧に事実を正確に入力することを心がけてください。
まとめ
厳しいと言われるみずほ銀行カードローンの審査について、審査基準や審査に通らない理由などを解説してきました。
メガバンクのみずほ銀行カードローンの審査基準は高めに設定されています。
審査基準や審査に通らない理由を知って、自分がどのような状況にいるのか申込み前に把握しておくとよいのではないでしょうか?
そして、審査が通るのか不安であったのなら、みずほ銀行で取引実績を作っていくことも考えてください。
審査が通ってハイスペックなカードローンを持っていれば、きっと個人生活に役立つ1枚になってくれるはずです。