資金調達にファクタリング活用する個人事業主に向けた4つの解決策

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ファクタリング 個人

売掛債権を保有している個人事業主であれば、ファクタリングのホームページや広告を見て、資金調達を考える方は多いのではないでしょうか?

ファクタリングは短期間に売掛債権の現金化が叶う魅力的な資金調達法です。

しかし、個人事業主がファクタリング審査を受けても通ることは難しいとされており、個人事業主はファクタリングが行えないと思っている方も少なくありません。

そこで、こちらの記事では、個人事業主がファクタリングと利用できない理由と、審査を通過するための4つの解決策について解説していきます。

個人事業主で、ファクタリングの資金調達に興味がある方はぜひご覧ください。

ファクタリングを利用できない個人事業主

ファクタリング 個人

一般的な資金調達法として融資があげられますが、融資以外にも売掛債権を譲渡するファクタリングでの資金調達も考えられます。

ファクタリングは、ファクタリング業者に売掛債権を買い取ってもらうことで、売掛金が回収すると同時に、貸し倒れリスクがファクタリング業者に転嫁でき、さらには債権回収コストが抑えられます。

ファクタリングは、返済する必要がなく早期に現金化が可能となる魅力的な資金調達法と言えるでしょう。

しかし、法人に比べると個人事業主にとってファクタリングの審査はハードルが高く、「利用できないのか?」と思われていることが少なくありません。

では、本当に個人事業主はファクタリングを利用できないのでしょうか?

個人事業主がファクタリングを利用できない理由

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個人事業主がファクタリングを利用できないと言われる理由に、審査のハードルの高さがあげられます。

個人事業主は法人と比べると審査のハードルが高いために、法人よりも簡単に審査をクリアすることができません。

では、どうして審査が厳しくなってしまうのでしょうか?

次に、厳しい審査になる理由としてあげられる、売掛債権や個人事業主の信頼性について詳しく解説していきます。

安定的な売掛債権がない

ファクタリングを利用するときには、ファクタリング業者を介して行うことになりますが、ファクタリング業者は売掛債権の回収不能を防ぐために、依頼主が安定的に売上債権を確保しているかを審査します。

法人に比べて、個人事業主は継続的な売掛金の確保することが難しいために審査が通りにくくなります。

また、売掛金に限らず、受取手形などの所有の少なさも審査が通らない原因の一つとなるでしょう。

低くみられる売掛債権の信頼性

個人事業主が審査に見合う売掛債権を保有していても、その売掛債権の信頼性が低いと審査が通りにくくなります。

安定的な取引ではない、売掛先の企業規模が小さいなどであれば、信頼性が低いと判断されます。

また、売掛金の入金サイトが長いケースでは、個人事業主が回収まで手が回らないことを示します。
このような場合も、貸し倒れが発生するリスクが高まることにつながってしまうため審査がを通るのは厳しくなります。

個人事業としての信用性の低さ

法人と比較すると、個人事業主では社会的信用度が低くなり、帳簿や取引内容なども疑われる可能性が出てきます。

例えば「資金使途が会社用or生活用のどちらで利用されるのか?」など判断がつきにくい場合には、信用度が低くなりファクタリングが利用できなくなるのです。

税金などの滞納がある

個人事業主で社会保険料や税金などの滞納がある場合には、ファクタリングの利用が難しくなります。

ファクタリングでは、滞納があるからと言って確実に拒否されるわけでありません。

しかし、滞納額が多いケースでは、個人事業主自体に何らかの問題があると判断されファクタリングは利用できなくなるかもしれません。

ファクタリング業者の条件と印象

ファクタリング業者では、ファクタリングを利用する際には売掛先企業の合意が必要となる場合があります。

それぞれのファクタリング業者の条件にあてはまらない場合には、ファクタリングを利用することはできません。

信頼性に重点をおいているファクタリング業者には、面談での印象が悪い、必要書類の準備が遅い、面談の日時にルーズなどがあると、法人や個人事業主に限らずファクタリングの審査に落ちることになってしまいますので、気を付けてください。

個人事業主が審査に通るための4つの解決策

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個人事業主がファクタリングを利用しにくい理由は上記のようなことがあげられますが、必ずしもファクタリングNGとなるわけではありません。

一定の条件を満たせばファクタリング業者の審査に通過でき、ファクタリングを利用することができます。

では、一定の条件とはどのようなことをさすのでしょうか?

次に、個人事業主が審査を通るための解決策として、4つの具体的な条件を紹介していきます。

①100万円以上の売掛金がある

ファクタリング業者にとっては、売掛債権の金額が大きいほど利益が多く得られるためにファクタリングが受けやすくなります。

個人事業主でも売掛債権の金額が100円万円以上あると、ファクタリングが利用できる可能性が高まるでしょう。

ファクタリング業者によっては、取引ができる売掛債権の金額を設定している場合がありますので、事前に確認しておくと安心です。

また、最近では少額の売掛債権であっても扱ってくれるファクタリング業者が増えてきましたので、100万円未満でも利用できるファクタリング業者も存在しています。

②継続的に取引をしている

一定の売掛先と継続的に取引しているとその売掛債権は優良債権と判断されます。

優良債権と認められれば、ファクタリングを利用できる可能性は高まります。

法人と比べて個人事業主は会社の信用度が低いために、ファクタリング業者にとって契約するにはリスクが伴いますが、売掛先と継続的な取引を行っていることは優良債権につながる重要な判断材料となるのです。

具体的に言うと、1年以上もしくは2年以上の継続している売掛先の債権ならば審査が通過でき、2カ月や3カ月しか取引を行っていない売掛債権ならば審査が通らずファクタリングを利用できないと言うことです。

個人事業主になったばかりでは審査が通らない理由としてあげられるのは、このような売掛先の取引状態が継続的と確認できないためです。

個人事業主であっても、売掛先と継続的に取引することを心がけていくと、信用度が高まりファクタリングが利用しやすくなります。

③優良と判断される売掛債権がある

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個人事業主が保有している売掛債権でも、その債権が優良だと審査が通りやすくなりファクタリングが可能となります。

優良債権と判断されるためには、上記のような継続的な取引の他にも、売掛金の入金が遅れないことが求められます。

ファクタリング業者にとっても個人事業主の信用度を判断するためには、継続的な取引や入金の遅れがないかなどで、信用性を判断するしかありません。

信用ができるとファクタリング業者に判断されれば、審査を通ることができファクタリングを利用することが可能となります。

個人事業主でファクタリングを検討しているのであれば、信用度が高まるように売掛先との継続的な取引関係を念頭に入れながら、遅れることのないように入金を行い信用度をアップさせていきましょう。

④事業に継続的な売上が発生している

個人事業主が行っている事業で定期的な売上をあげていることが必要となります。

個人事業主の行っている事業に関しては、繁忙期と閑散期に分かれている場合が珍しくありませんが、継続的でなおかつ安定的な売上が望ましいです。

個人事業主と言うだけでもファクタリング業者から厳しく見られますが、売上が継続的でないのならば、審査をクリアしていくのはさらに難しくなるでしょう。

その一方で、安定的な売上をあげている個人事業主であるのなら、審査を通過できる可能性が極めて高くなります。

つまりは、事業が安定しており、売上を定期的にあげていると判断されることが大切となるのです。

ファクタリングを利用するタイミング

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個人事業主が売掛債権を保有しているからと言って、つねにファクタリングを利用することが良いわけではありません。

手数料や売掛先からの信用度も関わってくるファクタリングは、事業の状況によって利用すべきタイミングがあります。

下記のようなシーンの時にファクタリングを役立ててみてはいかがでしょうか?

◆債務超過となってなり、資金繰りを組みなおしている時

◆新たな金融機関からの融資が行えず、資金調達が厳しい時

◆融資を利用すると貸借対照表に借入金が増えてしまうが、借入金を増やしたくない場合

◆決算前に現預金を確保しておきたい場合

◆支払いサイトが長い売掛金を現金化したい時

◆一時的に資金が足りなくなり、数か月単位の資金調達を行いたい時

◆売掛先に知られることなく、その日に資金調達を行い時

個人事業主がファクタリングを利用する際の注意点

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個人事業主がファクタリングを利用する際に、利用できることで満足してしまい、悪質な業者であるかを見極めることをおろそかにしてしまうことがあります。

最近ではファクタリングを装ったヤミ金業者の存在もでてきますので、しっかりと見極めてください。

ファクタリング業者の見極め方は難しいですが、悪質な業者には下記のような特徴がありますので、ファクタリングを利用する前に確認しておきましょう。

◆手数料が高い、または不明瞭な手数料

◆ファクタリング会社の所在地が不明、または架空の住所である

◆ファクタリングに不要な担保や保証金を要求してくる

◆ファクタリング会社の電話番号が携帯電話の番号である

◆ファクタリングを行うときに、契約書を取り交わさなかった

まとめ

ファクタリング 個人

個人事業主にとって、ファクタリングの利用が難しい理由に加えて、個人事業主が審査に通るための4つの解決策を詳しく解説してきました。

また、ファクタリングを利用するタイミングと個人事業主がファクタリングを利用する際の注意点も同時にまとめています。

個人事業主にとってはファクタリングのハードルは高く、利用できないと思っている方も多いと思いますが、継続性のある売上や取引でファクタリング業者に信用されることで審査を通過できる可能性が高まってきます。

個人事業主でファクタリングの検討を考えているのなら、継続性のある売上と取引となるように事業を運営していきましょう。

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