株 初心者 おすすめ

株式投資で資金調達をするために必要な4つの役立つ勉強法

資金調達

株式投資に興味があっても、実際に「どのように初めていいのか?」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか?
そこで、こちらの記事ではそのような方に向けて、最低限知っておきたい知識と勉強すべきポイント、さらには株式投資の勉強の仕方についてまとめています。

短時間で株式投資の方向性が見えてくる、初心者の方におすすめの記事となっていますので、ぜひご覧ください。

1時間目:株式投資の仕組みとリスクを学ぶ

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株で投資するからといって堅苦しく考える必要はなく、株式投資は生活費以外に5万円程度の余裕と、社会や経済の仕組みを知っていれば始めることができます。
つまり、大学生以上であることと、多少の知識を持ってさえいれば自身の力で株式投資を行えるようになるのです。

難しい専門書ではなく、テレビや新聞、インターネットなどを活用して株式投資を始めてみましょう。

株式取引の仕組み

株式投資というとギャンブルと行動する方もいるかと思いますが、株式投資は証券取引上に上場している株式に投資し、その見返りとして利益を得ることが目的です。

つまり、株を購入すれば株を買った企業に対して、投資という形で応援していると考えると良いでしょう。

投資している企業が、成長すれば株の値が上がり配当金によって収益が得られます。
つねに収益を上げられるわけではありませんが、株式投資は日本経済の成長に貢献していることにつながることにもなるのです。

株式投資のメリットとデメリット

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株式投資のメリットとなるのは、値上がり益や配当金によってお金が増えることですが、もしもお金を減らさないだけを考えるのならば、銀行に預金することでまかなえます。

値上がり益や配当金によってお金が増えるということは、その反対に当然ながらデメリットの面も持ち合わせています。
株は毎日変動するために、どのくらい株があがるのかは見通すことができません。
株を購入して投資したのに、企業の業績が悪化してしまい株価が下落してしまうと、配当金や株の価値が下がり、最悪の場合には無くなるということもあり得るのです。

このように、メリットとデメリットの面を持っている株式投資はリスクが高い投資となりますが、銘柄を分散して投資したり、タイミングをずらして投資することでリスクは低く抑えられることもあります。

また、初心者のときには、信用取引は避けるようにするなど、大きな損につながるリスクを抑えることも可能となります。

2時間目:株式投資に欠かせない基本ツールと用語を学ぶ

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銀行の定期預金にお金を預けたとすれば、定期的に少額の利息が入るだけで他に何もする必要はありません。

株式投資をしたのなら、株を購入した時に株価は上昇した下落したりします。
しかし、そのような株価の変動に一喜一憂しながら売買を続けていると、株価が安い時に売り、高い時に購入してしまうという、最悪なパターンになりかねません。

このようなことを避けるためには、株式投資の基本のポイントをしっかり抑えて「変動することを冷静に受け入れる」ようになることが大切です。
次に、勉強しておきたいポイントをあげていきます。

株価チャートを把握

株価チャートとは株価グラフのことを言い、株を購入するのであれば株価チャートの確認は必ずしなければなりません。

しかし、チャートに表示されているのはあくまでも過去の数字です。
未来の株価はわからないので、株価チャートを読めば儲かることにつながるわけではありません。

株価チャートを読み解くことで大切なのは、トレンドと現在の位置を把握しておくことです。

株価指数の意味を知って活用していこう

株式投資を行っていると、つい個別の株の動向が気になるところですが、「木を見て森を見ず」という言葉があるように、大きな相場全体の流れを見落としてしまうリスクには気をつけたいところです。

株式投資の中で、森となる存在にそうとするのが、日経平均株価とTOPIXです。
小さな木は個別銘柄ということになります。

日経平均株価は、日本経済新聞社が算出している日本の225社からなる株価指数です。
もう一方のTOPIXは、東証株価指数のことを言い、東京証券取引所に上場している全銘柄を対象にしている株価指数となります。

日本経済新聞は株式投資家にとって貴重な存在となりますが、特定のネット証券に口座を解説すると無料で読むことができますので、ぜひ利用してみてください。

また、日本証券協会のホームページは、日経平均株価やTOPIXの株価指標や個別株価を調べることができ、同時に勉強ツールとして役立ててることができます。

3つに分けられる株価指数

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株式投資を始めるのであれば、3つの株価指数となるPER、PBR、ROEは知っていてください。
株式市場の投資家たちは、つねにこれらの3つの指標をつねに意識しています。

株式投資は、株を安く購入して高く売ることで利益を得ることができますが、それを購入する人によって割安に見える株価指数が違い、必ずしも同じと感じるわけではありません。

ですから、これらの株の割安と割高を判断するためにPER、PBR、ROEの3つの株価指数が大切となるのです。

専門用語と株式投資の勉強方法

株式投資では、専門用語が当たり前のように使われていますので、専門用語はきちんと把握しておきましょう。

◆ストップ安
定められた値幅制限いっぱいに株価が下落すること
◆陰線
その日の寄付(=始値)より終値の方が低い場合
その反対を「陽線」と言います。
◆窓埋め
値幅が大きくチャート上では空白であった価格帯に値段が付くこと
わからないと感じた専門用語は、見逃すことなくその場で調べておくことが大切です。

3時間目:ポイントとなる株の選び方

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株式投資を始めるにあたって、まずいちばんに悩まれるのが株の選べ方ではないでしょうか?
ここからは、株の選ぶ際に必要となる、自分の投資ルール、賢い株の選び方、売るタイミングなどを学んでいきたいと思います。

自分で決めたルールを守ること

株投資を開始すると、大きな損失を避けるためにも失敗につながる知識を習得しておくことが重要となります。

そこでポイントとなるのが、投資を行う際のルールを決めて守ることです。
大きな損失を被ることのないようにするためには、次のようなことをルールが考えられます。

◆投資に使う予算の上限を決めておくこと
株投資のルールとして大切となるのが、自身に見合った投資に使う予算の上限はできるだけ決めておきましょう。
投資につぎ込んでしまい、生活費が無くなってしまうことを避けます。

◆経験談、特に失敗談を読む
株式投資に関連した本は、数多く出版されています。
有名な学者の本も参考にするのはいいのですが、初心者には体験談や失敗談に具体的に役立つ情報が含まれていることが多くあります。

賢い株の選び方

初心者にとって、たくさんの銘柄から株を選ぶことは難しいことではないでしょうか?
次に、銘柄を選ぶ上でポイントなる点をいくつあげますので、株を選ぶときの参考になさってみてください。

◆ポイント1:知名度の高い自分がよく知っている有望そうな企業を選ぶ

◆ポイント2:株が暴落したときのタイミングに、日本や業界を代表する企業を買う

◆ポイント3:株に関連している情報が掲載されている雑誌、調査、ブログ、証券アナリストの調査レポートなどを参考に気に入った株を買う

◆ポイント4:ネット証券のスクリーング機能を活用して割安株を購入する

ポイントは売るタイミング

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購入した株の値が上がった時に売れば利益が望めますが、そのタイミングを掴み最高値で売ることは容易ではありません。
その時期を逃さないようにするためには、下記のような方法が考えられます。

◆自身が設定した目標株価に達した時に売る

◆自身が設定した〇〇%の利益がでたら売る

◆損失が〇〇%以上でてしまったら売る

このような時が売り時となりますが、それ以外にもお金が必要になった時、銘柄のリスクが大きくなってきた時、銘柄に魅力が失くなった時も、株を売るタイミングとなります。

4時間目:応用編|経済とニュース情報の関係を株式投資に活かす

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最後に、株式投資の応用編として、経済やニュースとともに考える株式投資に触れていきます。

経済ニュースや最新のニュースの影響で、株は上昇したり下落したりします。
自身が経済の深い身に付けると同時に、最新のニュース情報を得ることが株式投資をするときの手掛かりとなることも忘れてはなりません。

次に、時間がない方と時間に余裕がある方別に、株式投資の知識の身につけ方とニュース情報を株式投資につなげていく方法を紹介していきます。
ご自身の状況に応じたやり方で、効率よく知識と情報を取得していきましょう。

時間がない方におすすめな新聞とインターネット

株式投資の勉強する方法は数多くありますが、わざわざ時間を費やしてまで専門的な金融理論やマクロ経済学を読み込む必要はありません。

インターネット、新聞、テレビなど、身近に存在するメディアを活用しても知識を得ることができますが、ビジネスマンと仕事をリタイヤされている方では勉強方法が違ってきます。

次に、時間がない方におすすめな具体的な勉強方法について紹介していきます。

◆新聞からの情報
新聞の種類は、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、日本経済新聞、産経新聞などがありますが、株式関連のニュースが多数掲載されているのは日経経済新聞です。

また、新聞から情報を得るコツとして、1面に上場企業関連のニュースが上げられているのなら、その日の株式市場が大きく変動するかもしれませんので、しっかりとチェックしておいてください。

1面以外には、企業、投資情報、マーケット総合ページには株式投資関連のニュースが多数掲載されています。
これらの面の記事を毎日見ることを、習慣づけるようしておくと良いでしょう。
なお、日本経済新聞を読むのが難しい方には、毎週日曜日に発行される「日経ヴェリタス」がおすすめとなっています。

◆コラムからの情報
新聞や雑誌を読むためには、購読料などのコストがかかってしまいます。
購読料を抑えたいのなら、電子版の登録会員(無料)になれば、決められた本数分の有料記事が無料で読むことができます。

また、特におすすめなのが、ネット証券を活用して実質的に日経を読む方法です。
ネット証券では、顧客サービスのひとつとして情報提供をしており、もしも日経を読むのであれば楽天証券がおすすめのネット証券となります。
・楽天証券  楽天証券に口座を解説すると無料で「日経テレコン(楽天板)」が使える

◆インターネットからの情報
最新の情報を手に入れて、日常的な勉強をするにはインターネットは欠かせない存在です。
しかし、インターネットからの情報は膨大であるために、そこから必要な情報をピックアップするのは、初心者の投資家にとって簡単なことではありません。

そこで、わかりやすく解説してくれるコンテンツとして、おすすめなのは、「日本証券業協会の動画で学ぼう」「ベテラン証券アナリスト集団によるロンジン」「アルファブロガーの山口正洋さんのブログ」などです。

大切なのは、全体から見た株式相場をわかりやすく解説してくれる、情報ソースを用いて勉強していくことです。

時間に余裕があるのならイベントに参加

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ここからは、時間に余裕がある方の株式投資の勉強方法を紹介していきます。

◆IRフェア、講演会
時間にゆとりがあるのなら、東京証券取引所、日本経済新聞、証券会社が主催となっているIRフェアや講演会に参加してみてください。

具体的なものとして、大和インベスター・リレーションズでは、同社のホームページ上で個人投資家向け会社説明会が案内されています。
直に人の話を聞くことで、株式投資への理解と興味が一気に深まっていくでしょう。

◆テレビ(地上波)
テレビにおいても、株式投資に関しての情報番組が放映されており、おすすめとなる番組はモーニングサテライト(月~金 5:45~6:40)です。
テレビ東京系列の番組を視聴可能な地域にお住まいで、早朝に時間に余裕があれば、ぜひチェックしてみてください。

モーニングサテライトでは、前日の海外市場の動向から当日の日本の株式市場に影響を与えそうなニュースの解説まで、市場関係者の生の声で聴けることができます。

また、TOKYO MX2を視聴可能な地域にお住まいであれば、東京マーケットワイド(月~金 午前8:30~11:40、午後12:29~15:20)も株式関連のおすすめの情報番組となっています。

◆テレビ(CS放送、インターネット放送)
有料のCS加入する必要があるので有料となりますが、日経CNBCであれば朝から晩まで様々な投資関連の番組が毎日放映されいますので、知識や情報を手軽に得ることができます。
番組が放映されていない地域などは、インターネットからライブでの視聴が可能となっていますので、利用してみてください。

◆ラジオ
株式投資に役立つラジオ放送局は、ラジオNIKKEIとなっており、初心者に役立つ番組は、こちカブ~こちらkabu.com投資情報室(月~金 8:00~8:20)、マーケットプレス(月~金 9:00~11:35、12:30~15:10)です。

株式投資の知識や情報は、このように新聞、インターネット、テレビ、IRフェア、講演会など、数多くの場所から撮ることができますので、自身に合った情報媒体をみつけていきましょう。

まとめ

株式投資初心者の方々に向けて、株式投資の仕組みを始めとして、メリットやデメリット(リスク)、株の選び方、株の売るタイミング、ニュース情報と株式投資など、株式の知識となる情報を解説してきました。

株式投資の勉強と言っても難しいわけではなく、基本的な知識と新しい情報を手に入れることで、徐々に株式投資の知識は身につくことができます。
まずは、新聞やインターネットから、手に届くことから知識や情報を蓄えていきましょう。

また、株式投資を始めた後にも、身近にあるメディアで継続的に投資の知識を学び、個別の株に関しても興味を持って接していくことが大切です。

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