【2019年~2020年最新版】日本政策金融公庫で融資を受ける3つの心得

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日本政策金融公庫 公庫 融資

起業するためには起業資金(創業資金)が必要となってきますが、皆さんはどのような方法で調達しようとお考えですか?いろいろな調達方法がありますが、こちらでは「日本政策金融公庫」からの調達方法について解説していきます。
100%国が出資してくれる金融機関である「日本政策金融公庫」は、銀行よりも低金利なことに加えて、起業資金の融資もおこなっている頼もしい存在です。
そんな「日本政策金融公庫」の紹介をしながら、メリットや注意点をあげていきます。
「日本政策金融公庫」で事業融資を受けようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「日本政策金融公庫」の仕組み

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一般の金融機関を補う目的とした役割を持つ「日本政策金融公庫」は、国が100%出資している金融機関です。
公的金融機関である国(政府)が経済発展や国際協力、さらには産業の育成、国民生活の安定などの政策を実現する目的として作られました。
今では、そのような公的金融機関として、日本政策金融公庫、日本政策投資銀行、国際協力銀行、商工組合中央金庫などがあり、その他にも特殊法人(沖縄振興開発金融)や独立行政法人(住宅金融支援機構、国際協力機構、福祉医療機構、奄美群島振興開発基金)などがあります。
これらの公的金融機関の特徴は、ずばり借入れ条件が民間金融機関より低く、借りやすいことです。
金利基準の低さや、借入条件は一般の民間金融機関よりも勝っています。
「日本政策金融公庫」は、銀行での融資が受けらない中小企業経営者や個人事業主に対して、事業資金や運転資金のサポートをしてくれています。

「日本政策金融公庫」の分類

「日本政策金融公庫」は、国民生活事業・中小企業事業、農林水産事業の3つに分類されています。
また、危機対応等円滑業務としての役割も持っており、大規模災害が起きた場合の危機対応(被災地の企業への金融融資)や産業競争力の強化、さらには環境の変化などに対しても融資をおこなっています。

「日本政策金融公庫」の目的

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「日本政策金融公庫」の目的は、国内の経済および地域社会、中小企業の活動を活性化するために融資をおこなっています。
例を見てみると、令和元年(2019年)6月分は23,236件分に融資をおこなっており、月間の貸付高をみてみると、152,405,005円もの金額になっています。
件数と金額を見ただけでも、その規模の大きさがわかります。

「日本政策金融公庫」の融資で大切なこと

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「日本政策金融公庫」の融資を利用しようと思ったのなら、まずは必要書類を揃えておきます。
融資によって必要な書類は異なりますが、共通となる書類には、借入申込書、直近二期分の確定申告書です。
ただし、決済後半年を過ぎている場合には、最新の試算表、法人の登記簿謄本、身分証明書、運転免許証またはパスポート、住民台帳基本カードなどが必要となるので、事前に準備しておきましょう。
「日本政策金融公庫」の融資の融資を受けるためには、早めのしっかりとした準備が融資の決め手と言っても過言ではありません。

日本政策金融公庫の4つのメリット

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他の金融機関よりも借りやすいとされている「日本政策金融公庫」ですが、いったいどのようなメリットがあるのでしょうか?こちらでは「日本政策金融公庫」の4つのメリットを紹介していきます。

金融期間よりも低金利

一番のメリットとしてあげられるのは、金利が他の金融機関と比べて圧倒的に低金利だということです。
「日本政策金融公庫」を利用する最大のメリットともいえるでしょう。
もしも100万円の融資を受けた場合を例にとって見てみると、「日本政策金融公庫」では100万円に対して「年2.0%」の利息が生じてきます。
一方、消費者金融の場合には100万円に対して「年約18%」の利息が必要となってしまうのです。
消費者金融の例をとってみましたが、100万円の融資を受けた場合の利息のほとんどが、10%を超えてしまうケースが多いのが現状です。
このことからも、借入れの負担が最小限に抑えられる低金利の「日本政策金融公庫」は、おすすめの融資ということになります。

日本政策金融公庫なら審査が通る可能性大

融資を受ける際には審査を通過しなければいけません。
審査の通過する基準は気になるところですが、その点を見ると「日本政策金融公庫」の融資は審査の可決率が高いことが伺えます。
個人事業主や中小企業、起業間もない方でも実際にスムーズに融資を受けることができました。
一般であれば、個人事業主や会社経営者などは金融機関での融資はかなり難しくなります。
理由は「実績がない」「収入が不安定」などですが個人事業主や中小企業にとっては、クリアしていくには苦労を強いられる要素です。
このような個人事業主や中小企業のために、資金調達をサポートしてくれる「日本政策金融公庫」。
それは「日本政策金融公庫」の基本理念にも掲げられています。

基本理念
(1)政策金融の的確な実施 国の政策の下、民間金融機関の補完を旨としつつ、社会のニーズに対応して、種々の手法により、政策金融を機動的に実施する。(出典:基本理念及び経営方針/日本政策金融公庫)

また、個人事業主を始めとした、中小企業や小規模事業の支援についても、次のような方針を掲げています。

経営方針
(4)地域活性化への貢献
雇用の維持・創出など地域経済を支える中小企業・小規模事業者及び農林漁業者等の活力発揮に向けた支援を推進する。
地域の施策を踏まえ、プロジェクトへの 参画など、日本公庫の総合力を発揮し、地域の活性化に貢献する。
地域に根ざした活動を展開し、地域社会への貢献に取組む。

融資&事業のお悩みにも対応

「日本政策金融公庫」は融資をすればそれで終わりではなく、個人事業主や中小企業に親身になってアドバイスをしてくれることも、メリットのひとつと言えるのではないでしょうか?
その証拠に「日本政策金融公庫」の担当者は話しやすく相談しやすい態度で接し、さらにはコンサルティングまでおこなってくれます。
また「日本政策金融公庫」は、個人事業主や中小企業の発展や展開について、的確なアドバイスをおこなっているのです。

経営方針:お客さまの立場に立って親身に応対し、身近で頼りになる存在を目指す。
商品力を高めるとともに、コンサルティング機能・能力の充実を図ることで サービスの質を向上し、資金と情報を活用することにより、政策金融を必要とするさまざまなお客さまのニーズに迅速かつ的確に対応する。(出典:基本理念及び経営方針/日本政策金融公庫)

「日本政策金融公庫」では、「経営に関するアドバイス」を無料でおこなっていることが多々あります。
「日本政策金融公庫」には専属の税理士や中小企業診断士も在籍しています。
疑問や質問があったのなら、無料で質問できる絶好のチャンスかも知れません。

金融機関の審査が通りやすい

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「日本政策金融公庫」で融資してもらうと、個人事業主や中小企業にはその実績が残ることになります。
このような実績を残すことで、その後の銀行や民間の金融機関での審査が通りやすくなり、融資を受けられる確率が増えてきます。
銀行の審査に対して「不安がある」「厳しい」という方は、まずはじめに「日本政策金融公庫」で融資を受けることをおすすめします。
「日本政策金融公庫」の融資を受けることで、実績を積めば会社の信頼度もアップしていくことになるでしょう。

プラスα:日本政策金融公庫は返済の減額交渉も可能

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始めは滞りなく返済ができると計画を立てていても、事業が思うようにいかなければ返済が厳しくなっていきます。
このような場合でも「日本政策金融公庫」は、柔軟な対応で接してくれます。
もしも、返済が難しいと感じた場合、「日本政策金融公庫」は「減額申請」を認めています。
「減額申請」とは、支払うべき金額を圧縮して返済期間を延長してくれることです。
「返済が難しくなってしまった」という資金繰りが厳しい状況になったときには、こちらの「減額申請」がおこなえます。
そして、経営状態が改善したら通常の返済に戻すことができるのです。

日本政策金融公庫で融資を受ける際の3つの注意事項

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金利や審査、対応の面でも優れた「日本政策金融公庫」ですが、気を付けておく箇所はあるのでしょうか?こちらでは「日本政策金融公庫」の注意事項について解説していきます。

審査に日数がかかる

「日本政策金融公庫」の審査にかかる日数は、3週間~1ヶ月にもおよびます。
一般の消費者金融機関の審査にかかる時間は数日、銀行の場合では1週間程度かかって融資がおこなわれています。
このように長く日数がかかってしまうのは、「日本政策金融公庫」だからだと考えてよいでしょう。
メガバンクの口座の動きは担当者となれば把握することが可能ですが、「日本政策金融公庫」では銀行のような預け入れや引き出しがありません。
審査のためには、「メインバンクの通帳を見る」「決済状況」「毎月の収支」「資金繰りの確認」などを全て確認しなければならないために、審査に日数がかかるのです。

保証人が必要

様々なメリットを持つ「日本政策金融公庫」に融資をと考える前に、「日本政策金融公庫」では保証人が必要となることを知っておいてください。
「日本政策金融公庫」の融資で一番の問題となるのは「保証人を誰かに頼まなければいけない」こととなるでしょう。
借入れの保証人となると、かなりのネックがつきものなので、一般の銀行であれば「定期預金の数倍までは無担保および無保証」となる場合があります。
しかし「日本政策金融公庫」だと預け入れがないため、そういう手段が取れず保証人を立てなくてはならないのです。

保証人がいない場合

上記で説明したとおり、「日本政策金融公庫」には保証人が必要ですが、どうしても保証人が見つからない場合には保証人不要での融資をおこなっています。
ただし、この場合は女性の小口融資に対してのみとなります。
その他には、商工会議所や商工会の推薦を受けた会社に限り、保証人不要での融資をおこなってくれる制度も設けています。

まとめ

日本政策金融公庫 公庫 融資

「日本政策金融公庫」のメリットや注意事項について解説いたしました。
「日本政策金融公庫」は低金利で融資を受けられることができ、さらに審査も通りやすい個人事業主や中小企業にとっておすすめな資金調達先です。
ただし、審査日数と保証人が必要なことだけは注意しておいてください。
「日本政策金融公庫」を利用しようと考えるのなら、早めに準備しておくこと、頼める保証人を確保しておくことが「日本政策金融公庫」の融資を受けるための心得となっています。

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