オリックスファクタリングの5つの特徴と3つの注意点

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オリックス ファクタリング

大阪市に本社を置く日本の大手総合リース企業として名を知られているオリックス。リース業を始め、不動産、銀行、クレジット、ベンチャーキャピタル、プロ野球球団など数多くの事業を手がけている日本でも有数の大企業として知られています。

初めてのファクタリングは大手有名会社が提供しているサービスを利用するのが良いとされていますが、その中でもオリックスファクタリングは抜群の知名度と圧倒的な実力、実績と資本力で業界でも飛びぬけた存在です。

こちらの記事ではオリックス株式会社が提供するファクタリングサービスの特徴を紹介していきたいと思います。中小企業の資金調達や資金繰りに置いて必要不可欠なファクタリングをオリックスに依頼する利点はどこにあるのか。メリットデメリットや特徴などをまとめて分かりやすく説明していきます。

オリックス株式会社の会社概要

日本人であれば誰もが知っている程のネームバリューを誇っているオリックス。圧倒的な知名度と資本力を持ってしてファクタリング業界でも猛威を奮っているのですが、まずはオリックス株式会社の概要について以下で紹介していきたいと思います。

会社名 オリックス株式会社
本社所在地 大阪府大阪市西区西本町一丁目四番一号 オリックス本町ビル
設立 1950年3月28日
法人番号 8010401006942
事業内容 法人金融サービス事業、不動産関連ファイナンス事業、不動産事業
代表者 井上亮(取締役権代表執行役社長・グループCEO)
資本金 2209億6100万円
発行株式 13億2449万5728株
売上高 連結:2兆8672億7100万円
単独:5765億6300万円
営業利益 連結:3361億9500万円
単独:1633億2700万円
純資産 連結:11兆4259億8200万円
単独:4兆3667億7200万円
従業員数 連結:31890人
単独:3011人

誰もが知っている上場企業というだけであって圧倒的な会社規模であり、民間のファクタリング企業では全く太刀打ちできない程の資本力が魅力です。知名度が高いというのもファクタリングでは利点であり、知名度のない民間ファクタリング会社では通らない審査なども大手オリックスであれば通る可能性が上がります。

しかし中小企業のファクタリング利用者にとっては会社規模ではなく「売掛金をどれだけ高くどれだけ早く買い取ってくれるか」という点が気になる所ですよね。以下でオリックスファクタリングの特徴を紹介していきたいと思います。

オリックスファクタリングの特徴

国内でも屈指の規模を誇るオリックスのファクタリングサービス。資金調達の方法が幅広く資金回転の効率化をサポートしてくれる事に定評があります。ファクタリングの種類やファクタリングの特徴を以下で紹介していきます。

対象事業 法人および個人事業主(事業開始1年以上)
対象債権 売掛債権、手形、売掛債権担保融資、診療・介護・調剤報酬
取り扱い 3社間ファクタリング
対象金額 月額300万円以上
契約期間 1年間(1年毎に合意により自動更新が可能)
割引料率 1.0%
手数料 31500円(初回と契約更新時)
支払い日 毎月20日
連帯保証人 不要

オリックスファクタリングの特徴は、3社間かつ診療債権ファクタリングをメインに行なっているという点にあります。売掛債権や手形買取なども行なっていますが、メインに行なっているのは、診療・介護・調剤などの診療債権ファクタリングです。以下でオリックスファクタリングの特徴や利点について解説していきます。

医療ファクタリングに強い

売掛債権買取などの通常のファクタリングも行なっていますが、オリックスファクタリンが最も得意としている分野や医療(診療・介護・調剤)ファクタリングです。ちなみに2010年4月から医療ファクタリングサービスを開始すると同時に、対象債権額や事業期間などを大幅に変更しています。

事業開始3年以上⇒1年以上
売掛債権月額1500万円以上⇒300万円以上
連帯保証人必要⇒不要

ファクタリングの需要増加によって小規模なクリニックや介護施設、薬局などを獲得する為に大幅にルールを改正して今まで以上に審査基準を引き下げています。診療所や介護事業などを経営している法人や個人事業主は、国民健康保険や社会保険診療報酬の支払期間から支払われる期日の約2ヶ月割きの債権を資金化する事で、スリムかつバランスの取れたキャッシュフローで資金繰りを改善する事が可能です。

事業開始から1年以上で月額300万円以上に改善され柔軟性が増したとは言え、まだ中小企業向けのサービスとは言えません。事業規模の大きな企業で健康保険や介護保険を扱っている業種にはオススメできますが、中小企業では審査基準が通るまでが大変であると言えるでしょう。

業界屈指の低手数料

契約条件などにより多少の変化はあるものの、オリックスファクタリングの手数料は業界でも屈指の低さです。最低利用価格を高めに設定している事、利用企業の審査基準が厳しいという事や、オリックスに莫大な資金力があるという事を背景に、3社間ファクタリングでは破格とも言える手数料3%程で取り引きを行う事が可能です。

オリックス株式会社はファクタリング以外にも様々なサービスを提供していますので、資金調達や資金繰り関連の相談をすれば、ファクタリングに限定せずに幅広い自社サービスの中から最も適しているサービスを提供してくれます。債権回収までを全て自社で行なっているという事で、ファクタリングで貸し倒れリスクが他の民間企業に比べて低いという事が、手数料を安価に設定できる理由の一つかと思います。

ファクタリングを選ぶ時の基準を手数料の安さで選びたいと考えている方は絶対にオリックスを候補の一つに入れておくのが良いと断言できる位に、オリックスのファクタリング手数料は低価格です。契約条件により手数料などは変化していきますので必ず契約書は隅々までチェックするようにしましょう。

知名度の高さで交渉がスムーズに進む

オリックスファクタリングは2社間取引を行なっておらず全て3社間取引で行なっています。3社間ファクタリングは売掛先にファクタリング会社から通知が必ずいき、売掛先企業の了承がなければ契約が成立しません。2社間は売掛先に通知はいきませんので秘密裏に進める事が出来ますが、オリックスファクタリングでは2社間を行なっていないので、資金調達する為には必ず3社間でなければならないのです。

この点でもオリックス株式会社というネームバリューの高さは交渉に置いてスムーズに話が進む大きな要素であると言えます。得たいの知れない一度も名前を聞いた事がない民間のファクタリング会社よりも、上場企業の大手会社であるオリックスであれば売掛先も大きな安心感を得る事が出来ますよね。

日本を代表する大手企業らしく、申込企業や売掛先企業の審査はとても厳しいです。しかし財務が健全でオリックス系列会社との取り引きがあれば柔軟に対応してくれるといった対応をしてくれる場合もあります。中小企業で審査対象からは少し外れているけど…と言った場合でも、以前からオリックス系列会社との関わりがあるのであれば対応してもらえる可能性は少ないながらもあると言えるでしょう。

数千万円単位の売掛債権の持ち込みも可能

オリックスは医療ファクタリングをメインに行なっていますが、通常の売掛債権や手形買取などのファクタリング業務も行なっています。医療ファクタリングは月額300万円以上と高額ではありますが、300万円~数千万円単位での売掛債権の持込が可能であるという点は大手企業ならではの利点と言えるでしょう。

オリックスよりも事業規模の小さい会社では、毎月数千万円の医療ファクタリングを行う事はまず出来ません。巨大な母体があり、巨大な資本力があるオリックスででは、幾らでも巨額の売掛債権を持ち込む事が出来るという点も利点であると言えるでしょう。中小企業ではなく大企業をメインにしたファクタリングサービスを行なっているオリックスならではの強みとも言えます。

利便性が高い

オリックスファクタリングは「いつでもどこでも」という利便性の良さが魅力です。契約は手数料0円でパソコンやスマートフォンで申し込みから融資までの手続きを完結する事が出来ますし、ウェブ上で必要書類を提出し申し込みを行なった後に、審査結果や申し込み内容についてメールまたは電話で連絡がきます。そのままウェブ上で契約内容を確認して同意が取れれば登録口座に資金を振り込んでもらう事が可能です。

予定外の資金調達や銀行から融資されるまでの繋ぎ資金、売上が月末に入金されるまでの運転資金など、企業運営における様々なニーズに対応してくれるのがオリックスファクタリングの強みの一つです。

コンビニやATMでも利用できるので非常に便利です。ATMなどの充実度は業界でもトップクラスの約173000台であり、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、みずほ銀行、りそな銀行、ゆうちょ銀行、全国の信用金庫などネットワークを駆使したサービス体制によって「いつでもどこでも」資金調達を活用する事が出来るます。

利用前に注意すべき事

オリックス ファクタリング

医療ファクタリングに強いオリックスの強みや利点、特徴について上記で説明してきましたが、ここからはオリックスファクタリングを利用する前に知っておくべき注意点について紹介していきたいと思います。

  1. 2社間がないので必ず通知がいく
  2. 審査基準が大手企業向き
  3. 資金調達まで時間がかかる

オリックスファクタリングを利用する前に知っておかなければいけない点は上記3つです。それぞれを以下で分かりやすく解説していきます。

3社間取引しか行っていない

上記でも説明したようにオリックスファクタリングは2社間取引に対応しておらず、全て3社間取引にて行われます。つまり秘密裏に売掛債権を売却する事ができず、必ず売掛先企業へ通知がいくという訳です。日本でも屈指の大手企業であるオリックスなので、通知されても売掛先企業も安心して了承するケースが多いものの、それでも売掛先企業が不信感を抱く可能性は0であるとは言えないでしょう。

中小企業向きのサービスではない

オリックスファクタリングのサービスは中小企業向きではなく大手企業向きです。規模の小さい小さい企業は審査段階で落ちてしまう事が多く、知名度や実績が十分で信頼できるファクタリング会社ではありますが、まず審査に通りにくいというデメリットがあります。

オリックスファクタリングを利用できる企業や状況はかなり限定されています。継続して医療や介護報酬の債権を毎月300万円以上ファクタリングしたい場合や、大口の売掛先が常にある企業は検討する価値が高いですが、それ以外の小口経営の中小企業ではまずこの基準に達する事が出来ませんので、中小企業の場合はオリックスファクタリングではなく民間企業のファクタリングサービスを利用する方が良いと言えるでしょう。

審査通過までに最短10日かかる

ファクタリングの魅力は早期現金化によるスピード感です。中小企業の場合は特に資金繰りに苦心して早急に手元に現金が必要になるケースでファクタリングを利用する場合が多いですから、審査に時間がかかると手遅れになってしまう場合も少なくありません。

通常のファクタリング会社は売掛先が支払えるかどうかのみを審査対象としますが、オリックスファクタリングの場合は売掛先だけでなく申し込み企業の経営状況についても審査対象となりますので、審査通貨から現金振込まで平均10日以上という時間が必要になります。早急に手元に現金が必要な場合はオリックスファクタリングは条件が合わないと言えるかと思います。

まとめ

日本でも有数の大企業であるオリックスが提供しているファクタリングサービス。医療ファクタリングをメインに行なっていて、格安の手数料と抜群のネームバリュー、民間が太刀打ちできない資本力と利便性の高さで民間ファクタリング会社の中では頭一つ抜けている存在です。

しかし審査基準がとても厳しく大企業向けのサービスなので、中小企業が気軽に手を出せるファクタリング会社であるとは言えません。資金調達までのスピードも長いので、急に資金調達が必要で手元にすぐに現金が必要だという場合には使えません。

医療業界に従事している大手企業が、継続的にキャッシュフローをスリムにする為に利用するのが最も適した利用方法であると言えるかと思います。しかし中小企業であってもオリックス関連会社との取り引きがあったりすると柔軟に対応してくれたりもしますので、まずは資料請求などのお問い合わせからしてみるのが良いかと思います。

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