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クラウドファンディングFAAVOで資金調達する6つの基礎知識

クラウドファンディング

FAAVOは、資金調達とプロジェクトのPRが同時に叶うクラウドファンディングの中でも、地域に特化したクラウドファンディングサービスを展開しています。

地域を盛り上げる様々な取り組みをしているFAAVO事業なのですが、最近になって株式会社CAMPFIREへ譲渡することが合意し運営会社や名称が変更することになりました。

クラウドファンディングFAAVOを利用している方や、FAAVOでプロジェクトを検討している方は「統合したことによって変わってしまうのではないか?」と、不安を感じているのではないでしょうか?

そこで、こちらの記事では、FAAVOとCAMPFIREの統合についての説明と、FAAVO の特徴やプロジェクトを始める6つの基礎知識を解説していきます。

FAAVOはCAMPFIREとの統合

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CAMPFIREは国内最大の掲載数とPV数を有するプラットホームですが、地域特化型クラウドファンディングサービスであるFAAVOと統合することになりました。

『宮崎県にサテライトオフィスを置くなど地域に根ざした挑戦を全国77エリアでサポートする「FAAVO」と「CAMPFIRE × LOCAL」2つのサービスを統合し、地域特化型クラウドファンディングサービスとして日本最大となる「FAAVO by CAMPFIRE(ファーボバイキャンプファイヤー)」を、2018年5月目処に提供を開始致します。』

出典元:株式会社CAMPFIRE,地域特化型クラウドファンディング「FAAVO]事情譲受|PRTIMES

統合したことにより、クラウドファンディングサービスの中でパートナー数と流通総額のどちらとも国内最大の規模となります。

◆パートナー数  全国360団体
・48の提携金融機関・52の提携自治体含む

◆流通総額  56.4億円

なお、2020年までには現在のパートナー数を360団体から1,000まで拡大させて、より多くの事業者と連携することになっています。

地域特化型クラウドファンディングサービスFAAVOの概要

地域特化型クラウドファンディングサービスFAAVOは、地域を盛り上げるために設けられた株式会社サーチフィールドが運営していたクラウドファンディングサービスです。

全国に広げるために、現地の事業者や行政、さらに金融機関などにも連携を広めてFAAVOの運営を委託するエリアオーナー制度を実施していることが特徴です。

約1,500件のプロジェクトに加えて、約8.5得円(2018年3月において)を地域に還元しています。

◆株式会社サーチフィールド
代表取締役社長:小林 琢磨
所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田7-20-9 KDX西五反田ビル3F
設立日:2008年7月28日
資本金:1,000万円
事業内容:ソーシャルゲーム等のイラスト制作代理サービス 「GIKUTAS(ギクタス)」、地域活性化に特化したクラウドファンディング「FAAVO」の運営。使いみちに特化したガバメントクラウドファンディングサイト「エフバイジー(F×G)」の運営

FAAVOの運営会社がCAMPFIREに変更

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FAAVOの事業を株式会社CAMPFIREに譲渡したことにより、FAAVOの運営会社が株式会社CAMPFIREに変更になっていますので、ご注意ください。

また、FAAVOの名称も変更となり「FAAVO by CAMPFIRE」という名称に変わっています。

FAAVOのサービスはこれまで通りに利用可能となっていますので、以前と同じく安心して利用できるようです。

要するに、FAAVOは株式会社CAMPFIREの下で、新たな体制で引き続き事業を続けていくこととなり、利用する上での支障はないようですが、運営会社が異なっていることは把握しておきましょう。

◆称号:株式会社CAMPFIRE

◆本店所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目22-3渋谷東口ビル 5F

◆代表者:代表取締役社長 家入一真

FAAVO by CAMPFIRE

新たなクラウドファンディングとして立ち上がった「FAAVO by CAMPFIRE」では、「FAAVO とは」「CAMPFIREとは」と2つの項目に分かれて特徴が説明されています。

「FAAVO by CAMPFIRE」は、双方の特徴を併せ持ったクラウドファンディングサービスということが言えそうです。

◆ホームページ:地域×クラウドファンディング-FAAVO by CAMPFIRE

FAAVO を今まで利用していた方、これから利用しようとしている方は、FAAVO らしさが残ることで安心できるのではないでしょうか?

それでは、改めてFAAVO の特徴についておさらいしておきましょう。

FAAVO の特徴

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クラウドファンディングFAAVOは、地域で一番身近なサービスを目指して2012年にサービスを始めた事業です。

プロジェクトオーナーの協力者や支援者となり、クラウドファンディングで夢を実現するために全国の協力者となってエリアオーナーと手を取り合い、またオーナーの背中を押せることが強みとなっています。

◆地域で生まれたプロジェクト数  12,000件以上

◆エリア数  100箇所以上

◆地域支援された合計金額  100億円以上

エリアオーナー制度とは?

FAAVO の特徴のひとつとなるエリアオーナー制度とは、全国のエリアでFAAVOの現地オーナーとなってクラウドファンディングサービスを運営していく制度です。

エリアオーナー制度は、下記の2つの目的によって設けられました。

◆地域活動は、現地で信頼のある人にお任せしたほうが圧倒的に早い

◆「出身地と出身者をつなぐ」コンセプトのもと、東京にある本部は「出身者」へのリーチに力を割きたい

『あなたと一緒に目標金額達成まで伴走する心強いパートナーです。経験豊富なアドバイスを行います。各地域でクラウドファンディングの啓蒙活動を行うとともに、現地で起案サポートや資金調達中の改善アドバイスを無料で行います。』

出典元:地域×クラウドファンディングーFAAVO by CAMPFIRE

エリアオーナー制度を用いることによって、日本全国様々な県民性を持つ地域の方々にクラウドファンディングサービスを理解してもらい、さらに現地で影響力のある理解者によって効率よく進めていくことができるのです。

プロジェクトを始める6つの基礎知識

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FAAVO by CAMPFIREでプロジェクトを始めるには、利用資格や手数料、審査などの内容について、よく確認しておくことが大切です。

次に、利用資格、手数料、掲載できる内容や審査について詳しく解説してきます。

①利用資格

FAAVO by CAMPFIREを利用できるプロジェクトオーナーとなれる方は、下記の資格を有する方が対象となります。

◆20歳以上で日本国内の住所、電話番号(携帯電話番号を含む)、本人名義の銀行口座および公的機関が発行している身分証(免許証、パスポート、健康保険証等)もしくは学生証を持っている方のみ行うことができます。

◆これらの他、当社が必要と判断した場合は、書類、情報の提供を求める場合もあります。

②掲載時の手数料

掲載時の手数料については、All-or-Nothing 方式で目標金額を達成した場合、 All-in 方式で支援金が集まった場合の手数料は下記の通りとなります。

◆All-or-Nothing 方式で目標金額を達成した場合・ All-in 方式で支援金が集まった場合

◆集まった支援総額から17%(弊社手数料12% + 別途決済手数料5%)(+税)を引いた金額がプロジェクトオーナーに支払われます。

FAAVO by CAMPFIREの手数料は、サポート内容によって手数料は変わりますので、その都度ご確認ください。

③掲載できる内容

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掲載できるプロジェクトの内容は、下記の通りとなります。

◆音楽・プロダクト・平面作品・ガジェット・ファッション・映画・写真・本などジャンルは問いません。

◆ただし、禁止されている内容やリターンが含まれる場合は、審査において断られる場合があります。

④プロジェクトを公開するには最短で何日必要か?

できればプロジェクトを早く公開したいという方も多いと思いますが、プロジェクトの最短の公開までは、下記の日数が必要となります。

◆公開準備:最短即日(土日祝日を除く)

◆募集期間:2日〜80日の間で自由にご設定

◆営業日は土日祝日年末年始を除く平日です

⑤プロジェクトの審査基準

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プロジェクトの審査は、担当のスタッフが独自に設けてある審査基準によって丁寧に審査を行っていますが、審査基準については公開していません。

掲載されているプロジェクトや利用規約、ガイドライン、プロジェクトの作り方を参考にして行く形となります。

⑥プロジェクトの審査期間

プロジェクトの審査に要する時間は、下記の通りとなりますが、審査の内容によっては5日程度必要となることもありえます。

◆最短即日~3日(土日祝日を除く)

プロジェクト前の相談・問い合わせ先

FAAVO by CAMPFIREのプロジェクト前の相談やお問い合わせは、下記の通りとなります。

電話で問い合わせる場合には、「プロジェクトのタイトル」「ユーザー名」を事前に準備しておくようにしてください。

◆お問い合わせフォーム  お問い合わせーCAMPFIRE(キャンプファイヤー)

◆お問い合わせ番号 03-5468-7001

まとめ

CAMPFIREと統合したFAAVOについて、詳しくご紹介してきました。

新たな名称や変更内容に加えて、FAAVO の特徴やエリアオーナー制度、さらにプロジェクトを始める6つの基礎知識として、利用資格、手数料、掲載できる内容や審査などを解説しています。

FAAVOはCAMPFIREに譲渡したことにより名称が、「FAAVO by CAMPFIRE」に変更になり運営会社も「株式会社 CAMPFIRE」と変わりました。

FAAVOはこれまで通りのサービスが継続していくようなので、利用している方はひとまず安心です。

新たな資金調達法となるFAAVOクラウドファンディングを活用して、地域活性化や創生に向けて挑戦していきましょう。

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