融資型(貸付型)クラウドファンディングの特徴と3つのおすすめサイト

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融資型クラウドファンディング

新しい資金調達の形、新しい資産運用の形として近年最も注目されているクラウドファンディングが融資型(貸付型)です。別名ソーシャルレンディングとも呼ばれているもので、これまで購入型が主流だったクラウドファンディング業界にて、2015年の改正金商法による規制緩和が行なわれて以降、中小企業の新たな資金調達と個人投資家の新たな投資先として高い注目を集めています

購入型のリターンは特別なモノやサービスですが、融資型のリターンはお金です。投資すれば投資した以上のお金のリターンがある、ローリスクミドルリターンが魅力的で資産運用の一貫で利用している方が多くいらっしゃいます。

この記事では近年最も注目されている融資型クラウドファンディングの特徴や仕組み、メリットデメリットや利用する時にオススメしたいサイトを紹介していきたいと思います。安定した利回りを得て資産を増やしたいと考えている方や、銀行融資を受けられないと悩んでいる中小企業の経営者の方は特に注目してチェックしてみて下さい。

融資型(貸付型)クラウドファンディングとは

融資型クラウドファンディング

日本で一番流通量が多く主流となっている購入型のリターンはモノやサービス。寄付型は基本的にはリターンはありません。金銭的リターンが発生するクラウドファンディングは、融資型、ファンド投資型、株式投資型の3つです。

ハイリスクなファンド型と株式投資型に比べると、ローリスクで安定して利益を得る事が出来るのが融資型の特徴

未公開株を取得してIPOやM&Aで利益を得る株式投資型クラウドファンディングと比較すると、金銭的リターンは少ないですが、その分低いリスクで安定的な利益を得る事が出来るのが融資型の特徴です。

近年高い注目を集めていると冒頭で説明しましたが、その理由は市場規模の拡大率を見てもらえれば一目瞭然です。2016年から2017年の1年間で前年比228%、支援額は672億円から1534億円に増えており、今後も規模は拡大していくと言われています。

こちらの項目では融資型クラウドファンディングの特徴や仕組み、メリットデメリットについて分かりやすく解説していきたいと思います。

仕組み

安定した資産運用を行ないたいと考えている投資家と資金調達を行ないたいと考えている企業をマッチングするのが融資型クラウドファンディングです。

企業に融資する為の資金をサイト上で投資家から少しずつ集めサイト事業者から企業に融資。融資を受けた企業は金利分を含めてサイト事業者に返還。投資家には元本+利率からサイト事業者の手数料を差し引いた金額を利回りとして分配される。

冒頭でも融資型クラウドファンディングはローリスクミドルリターンと説明しましたが、その理由は融資される企業をクラウドファンディングサービス運営会社が審査を行なっているからです。

勿論融資ですから100%安心で安全という事はありませんが、基本的には元本割れや貸し倒れリスクは限りなく低く、低いリスクで高い利回りを得る事が可能です。融資期間は決められている場合が多く、決められた期間が終了した後にまとめて元本が戻ってきます。それまでは金利分が毎月振り込まれるという事になります。

資金調達したい企業のメリット

アイディアや魅力的な商品を開発しているけども資金がなくて経営を継続していけないという事は良くあります。創業間もないベンチャー企業であったり、優良企業でありながら銀行融資を受ける事が出来ない企業は思っている以上に多いのです。

一般的な資金調達方法である銀行融資は非常にハードルが高く、創業年数や財務状況を細かく調べた上で審査通過かどうかの判断を下しますので、銀行融資で資金調達をするのは大変です。

融資型クラウドファンディングであれば銀行融資を断られた企業であっても資金を調達する事が可能です。銀行から融資を受ける事が出来ない企業と聞くと、経営状況の悪い企業で貸し倒れリスクがあるのではないかと思ってしまうかもしれませんが、一概にそうとは言えません。

急成長中の企業であっても創業年数の問題などで銀行融資を受ける事が出来ない優良企業は多くありますので、そういった企業の新しい資金調達の場として融資型クラウドファンディングは高い注目を集めているのです。

投資家のメリット

ローリスクミドルリターンが魅力的な新たな投資先として高い注目を集めている融資型クラウドファンディング。投資家目線から考えると大きく分けて3つのメリットがあります。

  1. 安定した金銭リターンを得る事が出来る
  2. 少額から高額まで幾らでも始められる
  3. 投資先の状況や近況を知る事が出来る

まずは何度も説明しているように低いリスクで安定した利回りを得る事が出来るというのが大きなメリットです。サービスにより異なりますが、基本的には大体年利6%以上を出している所が多く、サービスによっては年利10%を超える場合もあります。銀行に置いておくよりも何倍も多くの安定した年利を得る事が出来るのです。

融資や投資と聞くと高額な資金が必要な気がしてしまうと思いますが、融資型クラウドファンディングは少額からスタートできるという特徴があります。基本的には1万円が最低投資金額に設定されている事が多く、まとまった金額でも色々な投資先に分散する事でリスクヘッジを行う事も可能です。

リスクと回避方法

クラウドファンディングは安定した利回りで金銭リターンを得る事が出来る注目の投資方法ですが、3つのリスクがあります。しかしそのリスクは事前に回避方法を知っておく事で防ぐ事が出来ます。

  1. 途中解約できない
  2. 元本割れや貸し倒れ
  3. 運営会社の倒産

融資型クラウドファンディングは運用期間が予め決められているケースが多い為、期間中はお金が必要になっても途中解約をする事が出来ません。リスクを回避する方法としては、運用開始日をずらしたり、運用期間の異なるファンドに出資して元本が戻ってくるタイミングを計算してずらすようにするのが良いでしょう。手元に残る資金に余裕を持って少額ずつ出資していくのが賢い方法です。

投資に付き物のリスクで最も多いのが出資先企業の倒産です。倒産してしまうと金利が入ってこないばかりか元本も戻ってこない可能性があります。投資や融資には付き物のリスクなので、こればかりは100%絶対に防ぐという術はありません。しかし出資先を1つに決めるのではなく、分散して複数の運営会社で出資を行い分散投資を行う事でもしも倒産しても負うリスクを軽減する事は可能です。

融資型クラウドファンディングのおすすめサイト

クラウドファンディングの市場規模の中で現在最も急成長を続けているのが融資型。その中でも特にオススメしたいサイトを3つ紹介していきたいと思います。

maneo

融資型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディング業界最大手のmaneoは2008年からサービスを提供している国内最初の会社です。GMOクリック証券と業務提携を行っており、最低1万円から投資が可能なので元手が少なくても気軽に投資を行う事が出来ます

成立ローン総額は1644億円を超えており、これは業界内では断トツであり2位に2倍以上の差をつけています。ファンドの組成数が多く、それに伴い利回り水準も様々で色々なファンドを組成してきた実績がありますので沢山の種類の中から選ぶ事ができるので選択肢が非常に多様です。

安定した財務基盤が特徴的で、常に増収増益を果たしている事から好調な業績推移を確認する事が出来ます。融資型クラウドファンディングのリスクの一つである貸し倒れに関しても2014年から公表されているものは1件もありません。しかし延滞は発生していますのでその点は注意が必要です。

maneo専用の投資口座を開設する事で利用できるようになり、安全性を最優先にした投資商品の中から最低1万円で投資を開始する事が出来ます。期間も最低3ヶ月から1年程度のものが中心なので短期の資産運用に最適。平均利回りは年5%~8%と平均水準が高く、利息分は毎月投資口座に振り込まれます。

社名 maneo株式会社
所在地 東京都千代田区内幸町1丁目1番7号
設立 2007年4月
資本金 8,000万円
株主構成 maneo market
登録番号 東京都知事 (5) 第30795号
HP https://www.maneo.jp/

CROWD CREDIT

融資型クラウドファンディング

CROWD CREDIT伊藤忠商事株式会社と資本業務提携を行っている為に信用度が非常に高く、少額で海外の成長国に投資をしたいと考えている方に最適です。社会意義のある投資が出来るのが特徴的で、利回りも直近2年間で8%~10%を推移していますので非常に高い利益を期待できます。

海外の成長国や様々な対象ローンに投資を行う事ができ、国や対象産業などを跨いでの分散投資にとても適しています。利回りが高い魅力的な商品が揃っているので、maneoと区別化する時は、少々リスクが高くても利回りを優先したいという方に向いているサイトであると言えるかと思います。

社名 クラウドクレジット株式会社
所在地 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802
設立 2013年1月
代表社名 杉山智行
問い合わせ info@crowdcredit.jp
電話番号 03-6268-9210
HP https://crowdcredit.jp/

SBIソーシャルレンディング

融資型クラウドファンディング

大手メガバンクSBIグループのサイトである『SBIソーシャルレンディング』は大手らしくサービスも細かく洗練されているものになっているのが特徴です。2011年に開設されてから総額319億円の資金調達に成功しています。

まず抜群の知名度を誇っている事で信頼度が違うという大きなメリットがあり、更に少額1万円から投資する事が出来ます。年利も3%~10%の分配金を毎月受け取る事が出来ると共に、資産運用を行っているのはSBIグループですから、投資先企業の値動きのチェック管理などに手間がかからず安心して任せておくことが出来るという特徴があります。

初めての資産運用で不安だという方はSBIソーシャルレンディングを利用してみるのが良いかと思います。銀行口座を所持していれば簡単に始められますし、不安な方は窓口などでも案内していますので、投資に対する不安が少しでもある方は大手の安心感を感じる事が出来るSBIソーシャルレンディングがオススメです。

まとめ

投資家はローリスクで安定した利回りを毎月得る事ができ、資金調達を行いたい経営者は銀行融資を断られても利用する事が出来ます。新しい資金調達と資産運用の形として少しずつ市場規模を拡大している融資型クラウドファンディングは今最も注目を集めているクラウドファンディングの種類の一つであると言っても過言ではありません。

資金を調達したいと考えている方も、安定的な資産運用を行いたいと考えている方も上記3サイトは特にオススメのものばかりなので、利用前に必ずチェックしてみて下さいね。融資型に特化しているサイトだけでもかなりの数がありますので、必ず利回りが良く信頼の置けるサイトを選ぶようにしましょう。

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