クリエイターに勧める生産力の向上を目指すときに利用できる2つの助成金

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クリエイター 助成金

クリエイターとは、高い感性を創造性をもち、商品に付加価値を与える技術があります。
その能力を使うことで生産性を高めたり、新商品を生み出すこともできます。
しかし、クリエイターが本来の能力を発揮し新しい製品を生み出すにはそれなりの資金が必要となってきます。
そんなクリエーターになるために支援してくれる制度や、職場でのクリエイターの労働環境を改善するために使用できる助成金もあります。
本記事では、新商品やサービスの開発、既存の商品の高付加価値化などを目指すためのクリエイターの生産力向上に活用できる2つの助成金について解説します。

クリエイターとは

クリエイター 助成金

「クリエイター」といっても、なかなか想像が難しく、定義がとても曖昧です。
その活動範囲は広く、情報関係の資格ではwebクリエイター、Iillustratorクリエイター、Photshopクリエイターなどがあります。
クリエイターの業種は、マスコミ系クリエイター、エンターテイメントクリエイター、建築系クリエイター、装飾・インテリア系クリエイター、芸術家、工芸家などに分類されています。
クリエイターの仕事の範囲は多岐にわたりますが、「自分の持っている能力を出して、それを仕事にできるプロ」です。

クリエイターになるには

クリエイターとは、「創造する仕事ができる人」です。新しい物を生み出し、それを形にすることを仕事にすることです。監督やデザイナー、画家、ディレクターなども全て含まれます。
アイデアを生み出すことも、創造したものを形に変えることも決して誰にでもできるものではありませんが、クリエイターになるために条件はありません。
自分の創造性を使って生産性を高め、それを仕事にすることが出来る人がクリエイターです。

クリエイターになるために助成金がもらえるの?

中には、webクリエイターなど資格がないとなれないものもあります。
その資格を取得するために助成金が利用できる場合があります。
その時に支援してくれる場所はハローワークです。
「ハローワーク」と聞くと、中途採用や転職支援のイメージがありますが、ハローワークには他にも役割があり、資格取得を支援してくれる制度もあります。
あまり知られていませんが、ハローワークで資格取得訓練を受講すると助成金がもらえます。

求職支援者訓練とは

クリエイター 助成金

ハローワークでは、求職者が少しでも有利に就職ができるように「求職支援者訓練」という制度があります。
この制度を受講すると、利用できる助成金があります。
受講するためには条件があり、まずは大前提として就職する意欲があることが挙げられます。
また、雇用保険を受給出来る人は求職支援者訓練を受けることは出来ません。
この助成金の目的は、ハローワークで仕事を探している人は、基本的には収入がないために、資格取得に集中できるように月10万円と交通費を助成金として支給し、早く就職できるようにすることです。
しかし、この制度を利用するためにはいくつか条件があります。
現在の収入が月8万円以下であること、世帯収入が月25万円以下であることなどの条件の他、訓練の出席率が悪い場合は給付されないこともあります。

職場でクリエイターを活用しよう

企業や事業所でクリエイターを活用することは業績アップにも繋がります。
商品の魅力を高めるパッケージデザインや、新しい商品の開発、機能性やデザインの改良など、生産性の向上に役立ちます。

クリエイター活用助成金

クリエイター 助成金

県や自治体によっては、クリエイティブ産業振興事業を行っているところもあります。
クリエイターを活用し、コンセプトを明確化させることで商品の開発やパッケージデザイン、機能性の改善などで商品の魅力を高めて生産性を向上させることを目的としています。
新商品の開発やブランドの立ち上げなどの取り組みに対して、クリエイターにかかった費用の一部を負担するものです。
富山や横浜などでも実施されています。自分と関わりのある地域の情報に注目してみてください。

時間外労働等改善助成金

クリエイター 助成金

2019年から、働き方改革が実施されました。離職率の高さや人手不足、過労死、長時間労働などの雇用関係の問題を解決するために助成制度も充実しています。
有給休暇の取得や、在宅勤務など働き方も考え直さなければならない時です。
いくつかのコースがあるので、クリエーターに当てはまるものを紹介します。

時間外労働上限設定コース

長時間労働上限設定コースは、長時間労働の是正に取り組む事業者に支給されます。
時間外労働の短縮を目的とし、その目的達成のためにかかった費用を負担してくれる制度です。
時間外労働上限設定制度を導入して助成金を受け取るためには、
1,労働者災害補償保険の適用事業主であること。
2,36協定の「労働時間の延長の限度に関する基準」で規定されている限度時間を超える内容の協定を締結している事業所で、時間外労働や休日労働を複数月行った労働者がいる事業所。
上記の2つの条件を満たす必要があります。
支給額は時間外労働の短縮時間に応じて異なります。
この制度を導入するためにかかった費用の3/4を支給してくれますが、最大で200万円です。

勤務間インターバル導入コース

クリエイター 助成金

勤務間インターバルでは、勤務が終わってから次の勤務につくまで一定時間以上の休みを設けることを目的としています。
しっかり休憩をとり、過重労働を防ぐことで従業員の心身の健康を維持するだけでなく、生産性の向上にもつながります。
勤務間インターバル制度を導入して助成金を受け取るためには、

1,労働者災害補償保険の適用事業主であること。
2,小売業(飲食業を含む)、サービス業、卸売業、その他の業種のどれかに該当する事業主であること。
3,下記のア~ウのどれかに該当する必要があります。
ア:勤務間インターバルを導入していない場合
イ:すでに9時間以上の勤務間インターバルを導入しているが、対象をなる労働者が所属している人数の半数以下の場合
ウ:すでに9時間未満の勤務間インターバルを導入している場合
支給額は、制度を導入するのにかかった費用の3/4を支給してくれますが、休息時間数や導入方法などに対して金額が異なります。

休息時間が9時間以上11時間未満の場合、新規導入で40万円。適用範囲拡大で20万円。
休息時間が11時間以上の場合、新規導入で50万円。適用範囲拡大で25万円です。

職場意識改善コース

職場意識改善コースは、ワークバランスを改善するために作られた制度です。
労働時間や有給休暇消化率の改善に対して助成金を受けることができます。
この助成金を受けるためには、

1,前年の年次有給休暇の平均取得日数が13日以下であり、月間平均所定外労働時間数が10時間以上。
2,特例措置対策事業の場合は、所定労働時間が週40時間以上44時間以下。

上記2つのどちらかに該当することが受給の要件となります。

1の場合の目標は、年次有給休暇の年間平均を4日以上増加させること。目標が達成出来た場合には、最大150万円の助成金を受け取れます。

2の場合の目標は、週所定労働時間を2時間以上短縮させ、40時間以下にすることです。この制度の取り組みにかかった費用の3/4が助成されますが、最大で50万円です。
日本の有給休暇の取得率は世界でも最低水準です。また、有給休暇の取得に罪悪感を感じる人も多いと言われています。
有給休暇の消化率を考えると、付与される日数よりも、取得のしやすさを改善する必要があります。

人材確保等支援助成金

クリエイター 助成金

人材確保等助成金は、離職による人材不足の低下や、生産性の向上を目的として設立されたものです。少子高齢化に伴い、若者の離職率の改善を目標としています。
人手不足の中で、一人ひとりの生産性を高めることで品質の向上を目指して職場環境を改善するための助成金です。
生産性の向上や、職場環境の改善、設備投資などを実現した事業者に支給されます。
この助成金にはいくつかのコースがあります。
この制度の特徴は、制度を検討して設備を取り入れた時点と、導入した制度を実施して目標が達成出来た時点の2段階で助成金が支払われることです。

雇用管理制度助成コース

優秀な人材をつなぎとめるには、社内や職場環境の改善や待遇の改善などの対策が必要です。
そのために事業者が新しく短時間社員制度、メンター制度、研修制度、評価・処遇制度、健康づくり制度などを導入して実施し、離職率の低下が実現出来た場合に支給されます。
この制度を適切に運用し、従業員の離職率の低下が図られた場合には目標達成助成金として57万円が受け取れます。
さらに、生産性向上などの要件を満たした場合には72万円が支給されます。

人事評価改善等助成コース

事業者が「人事評価制度」を導入し、生産性向上のための能力評価や、2%の賃金アップ制度などを実施することで制度整備助成金として50万円支給されるものです。
さらに、人事評価制度を適切に用いて生産性の向上や離職率の低下、2%の賃金アップなど全ての目標がクリア出来た場合には、目標達成助成金として80万円を受け取れます。
この制度を取り入れて、適正に能力が評価され、賃金も増えることで従業員もモチベーションも上がります。意識が高く仕事に取り組めることで、離職率の低下に繋がります。

まとめ

クリエイター 助成金

クリエイターは高い技術と創造力を持ち合わせていますが、残業や時間外労働の波が大きい職種でもあります。
心身の健康管理と労働環境の改善など、働きやすさに注目すると、インターバル制度とは相性がいいのかもしれません。
使用できる助成金があれば、積極的に検討して、よりよい創造性と生産性を高めていきたいものです。
クリエイターの生産力向上の為に本記事で紹介した「クリエイター活用助成金」「時間外労働等改善助成金」「材確保等支援助成金」などの情報を集め積極的に活用してください。

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