カード 比較

年会費やポイントなどクレジットカードを選ぶ時に役立つ比較方法

ローン

クレジットカードは、日本だけでも1,000種類ほどあるとされていますが、その中からきちんと選ぶことはできていますか?

勧誘されるままに、クレジットカードを選んでしまうと、自身に最適なクレジットカードを見逃してしまうかもしれません。
しかし、数多くあるクレジットカードの中から、1枚を見つけ出すのは大変なことです。

そこで、こちらでは初心者の方に向けて、条件別の比較方法をご紹介していきたいと思います。
お得さやサービス、ブランドや信頼性など、自身のニーズに合ったクレジットカードを見つける手助けとして、お役立てください。

クレジットカードを比較する方法

カード 比較

クレジットカードを選ぶと言っても、一人一人の考え方は様々です。
「サービスやお得なカードがいい」「信頼性を重視したい」「独自のニーズに合うカードをみつけたい」など、様々な意見がでてくるのではないでしょうか?

次に、このような条件別でのクレジットカードの比較方法をご紹介していきます。
「お得な条件で選ぶ」「信用性を重視する」「独自なニーズに対応」の条件での比較方法を詳しく解説していきます。

比較方法1:お得な条件で選ぶ

カード 比較

どなたでも、お得でサービスが充実している魅力のあるクレジットカードを選択したいのではないでしょうか?

お得なクレジットカードを探し出すには、「年会費で比較」「ポイント還元率を比較」「サービスを比較」「入会特典を比較」することで、お得でサービス度の高いクレジットカードを見つけ出すことができます。

次に、お得な条件となるクレジットカードの比較方法をひとつずつ詳しく解説していきます。

年会費で比較

クレジットカードをお得にと考えるポイントとなるのは「年会費」です。
クレジットカードは、1年間保有するために年会費が必要となりますが、その年会費はクレジットカードによって違っています。

年会費が0円のカードから、年に30万以上もかかる裕福層の向けのクレジットカードが存在しているのです。

もしも、「クレジットカードの会費は払いたくない」のであれば、年会費0円のクレジットカードがおすすめです。

◆年会費無料のクレジットカード
・楽天カード  年会費無料
・イオンカード 年会費無料

その反対に、年会費を払って優待やステータス性を求めたいのなら年会費が有料となっているクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

下記に年会費とクレジットカードの特徴を表にまとめてみましたので、ご参考になさってください。

年会費 解説
年会費 無料 クレジットカードを1年保有しても費用がかからない維持費0円のクレジットカード。手数料を払いたくないクレジットカード初心者の方におすすめ。
年会費 無料 条件付きで年会費が無料になるクレジットカード。年に1度でも利用すれば翌年度は無料、年間5万円以上の利用で無料などの条件をクリアしないと年会費は無料になりません。
年会費 2,000円 年会費が2,000円程度までのクレジットカードは、年会費無料のカードとはさほど違いはない。年会費無料カードと比較してから検討したほうが無難。
年会費 5,000円 海外旅行時に加入できる傷害保険が無料だったり、空港の特別ラウンジが使えるようになったりするサービスが得られる。
年会費 10,000円 一般的にゴールドカードと呼ばれるクレジットカード。クレジットカードが豪華になり、ホテルに割安で泊まれなどのサービスが強化。
年会費 30,000円 ゴールドカードの中でも最上位のアメックスゴールドや、プラチナカードの年会費が安いクレジットカード。富裕層向けのサービスが使えるようになる。
年会費 30,000円以上 プラチナカードでも上位のカードや、最高峰のブラックカードと呼ばれるクレジットカード。コンシェルジュのサービス、海外ホテルの上級会員ステータスが得られる富裕層向けのサービスが充実。

ポイント還元率を比較

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ポイントを貯めたいという方には、ポイント還元率でクレジットカードを比較してみるとよいでしょう。
下記のように、大手のクレジットカードのポイント還元率はほとんどが低めに設定されていますが、楽天カードのポイント還元率は倍の1.0%に設定されています。

(クレジットカードのポイント還元率)

・三井住友VISAカード  還元率0.5%
・JCB一般カード     還元率0.5%
・MUFGカードゴールド  還元率0.5%
・楽天カード      還元率1.0%

1ポイントの価値を把握することは大切なのですが、年会費無料のクレジットカードと比較した場合、ポイントを貯めて年会費を支払うこととなります。

年会費無料のクレジットカードならば、ポイントを貯めなくても年会費がまるごとお得になります。
この点を見てみると、クレジットカードの利用額が少ない人であれば、年会費が無料のカードを選ぶほうが無難と言えるでしょう。

入会特典を比較

クレジットカードの入会特典などのキャンペーンを比較すれば、お得にクレジットカードを選ぶことができます。

楽天カードを例にとって見てみると、入会する時には5,000円分以上のポイントが貰えます。

ただし、クレジットカードがすべて入会特典を設けている訳ではなく、その期間が限られている場合もあります。
また、入会しても大きな特典は得られず1,000ポイントほどしか貰えない場合もあるでしょう。

お得な入会特典を得ようとするのなら、入会する直前に「キャンペーンを行っているか?」「どのくらいのポイントが得られるのか?」などをしっかりとチェックしておくことが大切となります。

比較方法2:信用性を重視する

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カードの信頼性を重視したいのなら、カード会社で比較したり、クレジットカードのブランドで比較することで見つけることができます。

次に、信用性を重視したい方に向けて「カード会社で比較」「クレジットカードのブランドで比較」する方法を詳しく解説していきます。

カード会社で比較

数多くのカード会社を比較することは大変ですが、大きな枠組みとして大手のクレジット会社と中小カード会社を比較することができます。

双方ともクレジットカードは使い勝手に違いはないのですが、セキュリティの面を見てみると大手のクレジットカード会社の方が勝っており、安心して利用することができます。

下記に大手カード会社と中小カード会社を比較しみましたので、参考にしてみてください。

比較項目 大手カード会社 中小カード会社
使い勝手 どこでも利用可能 どこでも利用可能
セキュリテイ面 大手ならではの安心と信頼感 やや弱い部分がある
電話サポート サポート体制はよい やや弱い部分がある
オンライン明細 機能が充実して使いやすい カード会社によっては使いにくい面もある
万が一の時の対応 利用者が多いので安心 カード会社によっては雑な処理の可能性あり

クレジットカードのブランドで比較

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クレジットカードの信用性を重視したいのなら、国際ブランドで選択するのもひとつの方法です。
国際ブランドとは、「VISA」「MasterCard」「JCB」などのクレジットカードのブランドの事を言い、これにアメックス、ダイナースクラブ、銀聯などが世界を代表するクレジットカードのブランドとなっています。

2020年においては、基本的にはVISAかMasterCardブランド付のクレジットカードを選ぶ形となり、双方のマークが入ったクレジットカードを選択すれば安心だと言えるでしょう。

国際ブランドのクレジットカードのおすすめ度は、下記の通りとなります。

・VISA       強くおすすめ
・MasterCard    強くおすすめ
・JCB       おすすめ
・アメックス    初心者にはおすすめしない
・ダイナースクラブ 初心者にはおすすめしない

クレジットカードを入会する時に、VISA、MasterCard、JCBの3つの中から選ぶ形になります。

JCBの場合は、海外では使いにくいので注意してください。
VISA、MasterCardであれば、海外でも快適に利用することができます。
迷っているのなら、VISAを選択すれば問題ないでしょう。

比較方法3:独自なニーズに対応

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クレジットカードを選ぶ時に、自分ならではのニーズに合う選択方法も必要となります。

ここからは、「ETCカードを重視したい方」「カードのデザインが気になる方」「suicaと一緒に使いたい方」「スピードを重視したい方」などのクレジットカードの見つけ方をみていきます。

ETCカードを重視したい

クレジットカードを選ぶと、その追加で発行可能なETCを重視したいのなら、クレジットカードと同じ用にポイントや年会費が無料なカードがおすすめです。

しかし、少し前では無料で作れたETCカードが、現在ではほとんどが有料となってきています。
その中でも、年会費が無料のETCカードが作れるクレジット会社を下記に記載してみましたので、参考にしてみてください。

カード名 年会費 特徴
出光カードまいどプラス 年会費無料・入会金無料 出光のガソリンスタンドで作ることができる車に乗っている方向けのカード。
オリコETCカード 年会費無料 デパートやレストランでもポイントが貯まり、ネット通販ではポイントの上乗せがある。
セゾンETCカード 年会費無料 最短当日の発行が可能なお急ぎの方向けのカード。ポイントには有効期限が設けられていない
エポスETCカード 年会費無料・入会費無料 優待などのサービスが受けられる

カードのデザインを比較

常に持ち歩くクレジットカードのデザインは気になるものです。
できれば、お好みのクレジットカードのデザインを選びたいのではないでしょうか?

そのような時には、デザインが固定されているクレジットカードではなく、いくつかのデザインから選ぶことのできるクレジットカードから選択してください。

たとえば、JCBカードではクレジットカードでは8種類のカードのデザインから選ぶことができます。

お好きなデザインにしたいのなら、このようないくつかのデザインを比較してクレジットカードを選んでみてください。

suicaと一緒に利用したい

東京都でお馴染みの交通機関の電子マネーとなっているsuica。
suicaをより快適に使いたいのなら、JR東日本系のクレジットカード会社となるビューカードが発行しているクレジットカードがおすすめです。

suicaチャージでのポイントが貯まり、オートチャージなどのメリットが得られることができます。

スピードを重視したい場合

急にクレジットカードが必要になったりした場合には、発行までのスピードを比較してクレジットカードを選ぶと良いでしょう。

即日発行のクレジットカードは、自ら指定場所に出向くことでクレジットカードを受け取ることができます。
ただし、交通が不便な場合には、郵送でクレジットカードを受け取るほうが無難かもしれません。

・指定場所での受け取り  申し込んだ日に受け取りが可能
・郵送してもらう     早くても1日~2日以上はかかる

まとめ

カード 比較

クレジットカードを選ぶにあたって、お得さやブランドや信頼性、ニーズに合わせるなど、条件別の比較方法を解説してきました。

クレジットカードを初めて作る方、新たにクレジットカードを作るのであれば、記事に記載したように項目別に比較して選ぶことで、自身にとって最適なカードが見つけやすくなります。

特に、年会費無料、入会特典、サービス内容は、クレジットカードを選ぶ上で大切なポイントとなりますので、入る前にきちんと確認しておくようにしておきましょう。

数多くのクレジットカードの中から、自身に合った最適なクレジットカードを見つけ出してください。

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