ビジネスローン審査と落ちた場合の3つの資金調達方法をご紹介

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ビジネスローン 落ちた

事業の運営や資金繰りが厳しい時に、ビジネスローンは資金調達として役立つ存在です。

銀行や消費者金融が提供しているビジネスローンを、事業資金として活用しようと検討している方も多いのはないでしょうか?

ただし、ビジネスローンを利用するためには審査を通過する必要があり、事業の状況によっては審査が通りにくくなってしまうこともあります。

借りられると思っていたビジネスローンの審査をクリアすることができなければ、「審査に落ちたあとにどうすればいいのか?」と不安になるでしょう。

そこで、こちらの記事では、ビジネスローン審査に加えて、審査に通らない理由、ビジネスローンに落ちたときの3つの資金調達法をご紹介していきます。

金融機関によって異なる審査形式

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ビジネスローンの審査形式は金融機関によって独自の方法が設けられており、書類審査のみで良い場合もありますが、きちんと面談しなければならない審査もあります。

また、審査時間も最短即日で行われるところや1週間ほど時間を要するビジネスローンも存在しています。

ビジネスローンを申し込を行う前に、審査形式や審査時間を把握して慌てることのないように金融機関の審査に臨みましょう。

次に、審査形式が異なる銀行とノンバンクの審査形式をみていきます。

銀行|審査対象者との面談形式

銀行で行われているビジネスローンの審査は、主に審査担当者との面談形式で審査が行われていきます。

銀行の場合には、ノンバンクよりも高額な融資となる場合が多いために、申込者の「貸し倒れのリスクが高いか?危険性はないか?」などを審査担当者が厳正に判断します。

面談で聞かれる事業計画および資金計画と、提出した必要書類をもとに審査が決定され、約1週間程度の審査時間が必要です。

銀行のビジネスローン審査の大体の流れは、下記の通りとなります。

◆銀行でのビジネスローンの審査の流れ

①申し込み
②必要書類を提出する
③審査担当者との面談が行われる
④面談や必要書類をもとにして、銀行で審査が行われる
⑤審査結果の通知

ノンバンク|提出された書類で審査

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ノンバンクのビジネスローンの審査は、スコアリングシステムを活用した審査です。

スコアリングシステムは、提出した必要書類や申告した申込内容をもとに、コンピュータが申込者の返済能力を点数化して、融資限度額や審査結果を決定して行く方法です。

銀行のビジネスローンのように面談が行われないために審査が短く、最短即日で完了することができます。

ノンバンクでのビジネスローン審査の大体の流れは下記の通りとなります。

◆ノンバンクでのビジネスローンの流れ

①申し込み
②必要書類を提出する
③必要書類と申込内容をもとに本審査が行われる
④審査結果の通知

ビジネスローンの審査に落ちる理由とは?

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銀行でもノンバンクでも、上記のような審査に通ることができないのなら、ビジネスローンを利用することはできません。

特に銀行の審査は、審査結果までの時間が長く、審査基準が厳しいことが知られているので審査に落ちることがよくあります。

一方、ノンバンクの審査基準は比較的ゆるく設けられているために、審査に落ちることが非常に少ないと言われていますが、スコアリングシステムの基準に満たない場合には審査に通りません。

次に、銀行やノンバンクの審査が通らない理由について見ていきましょう。

起業して1年に満たない場合

スコアリングシステムの中には、ある条件に該当してしまうと確実に審査に落ちてしまう項目があります。

その項目の一つとしてあげられるのが、業歴年数です。

起業して業歴が1年満たないのであればビジネスローンの審査に通ることはできません。

ビジネスローンを提供している金融機関全てで、業歴は最低でも1年以上の方が融資対象となり、1年未満の方は融資の対象として見なされないのです。

◆銀行とノンバンクのビジネスローンに必要な業歴

金融機関(銀行およびノンバンク) 申込時に必要な業歴
三菱UFJ銀行:融活力 2年以上
三井住友銀行:ビジネスセレクトローン 2年以上
ノンバンク:オリコビジネスサポートプラン 1年以上
ノンバンク:アイフルビジネスファイナンス 1年以上

事業計画が明確ではない場合

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事業計画がきちんと書かれておらず、明確でない場合には審査担当者から企業の将来性を問われることになり、審査を通ることが難しくなります。
ビジネスローンを検討しているのなら、きちんとした事業計画を明確に記してから申込みを行ってください。
事業計画を明確にするポイントは、事業の将来の道筋をわかりやすく簡潔にまとめることです。
明確な事業計画書を立てたいのなら、日本商工会議所を利用するのも一つの方法です。
日本商工会議所では、専門家による無料相談を行っており事業計画書のアドバイスを受けることができます。
◆事業計画の立て方:例

目標・課題・解決策 概要
①事業の目標を設定 事業の成功した姿を想像し、そこに至るまでの流れを細かく計画する
②目標に対しての課題 上記で設定した流れで、妨げになる課題を検討してみる
③課題の解決策を検討する 課題に対して、解決する道筋を見出す

債務超過の場合

スコアリングシステムを利用した場合、ビジネスの資金繰りなどは悪化しているほど審査落ちの確率が高くなります。
債務超過とは会社の全ての資産を払っても借金が返せない状況のこと言い、赤字よりもさらに悪化した状況のことを言います。
債務超過により累積赤字によって貸借対照表が崩れてしまっているのなら、審査を通るのは難しくなるでしょう。

税金滞納者の場合

ビジネスローンでは、税金を滞納している場合でも審査を落ちることがあります。

もしも差押えが起きた時には、ローンの支払よりも税金滞納が優先されるために、税金滞納者の審査は難しくなっているのです。

特に銀行のビジネスローンでは、「納税証明書」の提出が求められるために、税務署で公的書類を取り寄せなければなりません。

「納税証明書」によって税金滞納状態かが明らかになるため、滞納している場合は審査落ちとなります。

ビジネスローンに落ちたときの3つの資金調達法

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銀行やノンバンクの上記のように落ちる条件に当てはまってしまうと、審査には通ることができません。

また、金融ブラックや年齢が満たさない場合には、弾かれることとなってしまいます。

ビジネスローンの審査に落ちた場合には、諦めるしかないのでしょうか?

次に、どうしてもビジネスローンに落ちてしまう方の3つの資金調達法を紹介いたしますので、ビジネスローンに落ちた方は参考になさってください。

その1:ファクタリングを利用する

ビジネスローンに落ちた方にも、ファクタリングによって資金調達できる可能性があります。

ファクタリングとは、自身の持っている売掛金を売買して資金調達をする方法です。

ファクタリングは売買取引となりますので、借金とならず個人の信用度には関係なく行われる審査基準が低い資金調達法です。

債務超過や税金滞納、金融ブラックであっても審査は非常に通りやすく、キャッシュフローを改善するために利用する会社も少なくありません。

ただし、手数料(金利)は高くなっていますので、気をつけてください。

◆ファクタリングのメリット
・早い時期に現金化が可能になる
・資金繰りが改善される
・返済しなくてよい
・取引先が経営破たんしても支払うリスクがない

◆ファクタリングのデメリット
・個人事業主は利用できない
・手数料と掛け目がかかってしまう
・契約料や費用が発生する
・譲渡禁止債権は利用できない

その2:審査条件のゆるいローン会社での借入

ビジネスローンを設けている事業者ローン会社のローン商品の中には、審査基準が甘いものも存在しています。

審査条件がゆるいローン商品やローン会社は、共通の特徴を持っていますので、他のビジネスローンで落ちてしまったのなら、下記のような特徴を持ったローン会社にビジネスローンに申し込むとよいでしょう。

◆ノンバンク系のローン会社(銀行ではない)

◆納税証明書の提出なし

◆赤字決済でもOK

◆審査時間が短く、スピード審査に対応している

その3:助成金を利用する

国や地方自治体では助成金制度を設けてる助成金や補助金も資金調達として活用できます。

特定の条件を満たし必要書類を提出すれば、助成金や補助金が受け取れる可能性がありますので、検討してみてください。

助成金や補助金は返済する必要がないため、メリットの大きな資金調達法となります。

ただし、手続きや計画に沿った事業をする必要があり、すぐに現金が手に入るわけではありませんので、今すぐに資金を調達したい方には向いていません。

ビジネスローンに落ちたら事業の見直しを検討

ビジネスローン 落ちた

ビジネスローンの審査に落ちてしまい、資金調達法もすぐに見つからないという場合には事業の見直しや立て直しを検討してみてはいかがでしょうか?

下記のような見直しを行うことで、事業の黒字化となり融資を受けられるチャンスが広がってきます。

経費等の見直して黒字にする

事業内容が赤字決算となってしまっているのなら、経営の黒字化を目標に見直してください。

まずは、設備投資や経費、事業運営費などを全て洗い出して、無駄な費用を抑えていきます。

事業が赤字から黒字化に移行すれば、資金不足に困らなくなり、融資を受けたい時でもビジネスローンの審査に通りやすくなります。

計画的に融資を検討する

ビジネスローンなどの融資を受けたい時は、経営状態が悪化している事が多いために審査が通りにくい状況です。

事業が順調で返済能力が認められる時期に、銀行融資を計画的に受けておくことも視野に入れてみてはいかがでしょうか?

銀行融資は厳しい審査となっていますが、黒字経営で優秀な事業者には高額な融資を行う可能性が高くなります。

高額な融資は金利が低いということも、メリットの一つです。

まとめ

ビジネスローン 落ちた

ビジネスローンの審査と審査に通らない理由について、さらに落ちた時の資金調達法、見直しについて解説してきました。

ビジネスローンは比較的審査が通りやすいローンと言われていますが、銀行とノンバンクでは異なった形式で審査が行われていきます。

ビジネスローンの審査に落ちてしまうのなら、ゆるくて早い審査をしているノンバンクを検討してみてはいかがでしょうか?

また、どうしても審査に落ちてしまうようであれば、ファクタリングや条件のゆるいローン会社での借入、返済の必要がない助成金や補助金の活用も検討してみるとよいでしょう。

その他にも、改めて事業の見直しを検討し黒字化を目指すこと、事業が順調な時に計画的に融資を受けることも事業にとっては大切なことです。

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