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結婚式を挙げる時に使えるブライダルローンのポイント5つを解説

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結婚式(ウェディング)にかかるお金が思った以上に高くなってしまって、貯金だけでは足りない。

そんな時にはどんな方法でお金を用意すれば良いのでしょうか?

まず思いつくのはご祝儀だと思いますが、近年の流行でもあるリゾート婚ではご祝儀は期待できませんし、そもそも結婚式と披露宴にかかる費用の支払いは前払いが原則なので、ご祝儀では間に合いません。

そこで今回は結婚式を挙げる時に使えるブライダルローンの以下5つのポイントを解説していきます。

①ブライダルローンとは
②ブライダルローンのメリット・デメリット
③ブライダルローンの種類
④ブライダルローンの審査
⑤申込みから融資までの一般的な流れ

①ブライダルローンとは

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ブライダルローンとは、数十万円~数百万円といったような高額な資金を融資してもらえる個人向けの借入サービスです。いわゆる、借金になります。

資金使途

ブライダルローンが利用できる資金使途は、以下の通りです。

・結婚式費用
・結婚指輪購入資金
・新居への引っ越し資金
・新居家具の購入費
・出産費
・新婚旅行
・ウェディングドレスの費用
・嫁入り道具

などなど様々です。

たとえば、新居の光熱費や新婚生活の食費といった、生活費にはブライダルローンは利用不可なので気を付けましょう。

また、ブライダルローンは借入金額を自分で設定できます。結婚に関わる資金を全てまかなうことも可能なので、高額の借入を考えている場合におすすめです。

結婚式の費用について

結婚式にかかる費用の全国平均は約350万円です。

たとえばテーブルなどの装花で約17万円、新郎新婦の衣装代で約70万円ほど。

さらにこだわりが多いほど金額は跳ね上がります。たとえば風船を飛ばす演出で約5万円、キャンドルサービスで約8万円ほどかかるのです。

②ブライダルローンのメリット・デメリット

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ここでは、ブライダルローンのメリット、デメリットを見ていきます。
以下にまとめましたので、参考にしてください。

メリット

〇金利が低い
ブライダルローンの多くは、金利が10%前後と低く設定されています。そのため、利息の支払いを抑えたい方に最適です。

〇費用負担を軽減
先述したとおり、結婚関連費用は挙式だけでも200万円から300万円程度掛るものです。引越し、結婚指輪の購入、新婚旅行を含めると、更に高額な費用が必須となります。

しかし、ブライダルローンを活用することで、一度に支払う金額を軽減することができるのです。なお、返済期間は最長10年前後となっているため、計画的に返済できます。

〇一部の費用のみローンを組むこともできる
たとえば、新婚旅行の費用のみローンで賄ったり、結婚式の費用の一部のみローンを活用することも可能です。そのため、不足分だけお金を借りて、その他は自分たちの貯金などを利用したいという方にも適しています。

〇比較的すぐに結婚式を挙げることができる
ブライダルローンに申込みをして、実際に融資を受けることができるようになるまでには、約2週間から3週間前後時間がかかります。

そのため、挙式の直前に申込むと間に合わない可能性はあるものの、数ヶ月先に迫った挙式の費用をなんとかしたいという方に最適です。

貯金がほとんどなく、両親から援助して貰うことが困難だったとしても、ブライダルローンで結婚費用を支払うことができます。

〇希望している挙式を挙げることができる
ブライダルローンを活用することで、挙式の演出や食事の内容などをグレードアップして、理想に近い結婚式を挙げることができます。

デメリット

〇条件が厳しい
ブライダルローンは、必ず利用条件が設けられています。表向きは、20歳以上で安定した収入があることと案内されているケースが目立ちますが、実際にはそれだけではないことがほとんどです。

〇年収制限が設けられていることがある
安定した収入が継続的にあれば、問題はないケースがほとんどとなっています。しかし
金融機関によっては、年収制限が設けられていることがあります。

〇必須となる書類が多い
カードローンとは異なり、より慎重に審査を行うケースが多いことから提出する必須書類の種類は多めです。

また、いくつかの条件が設けられていることもあります。一例として、楽天銀行ブライダルローンの書類を以下に記載します。参考にしてください。

本人確認書類 運転免許証、健康保険証、パスポート、その他楽天銀行が指定する本人確認書類の写し
収入証明証 源泉徴収票、課税証明書、給与明細書いずれかの写し
資金使途確認書類 見積書、請求書、予約確認書など金額が確認できる書類の写し

支払先、金額、支払い対象者氏名、利用目的、作成日の記載が必須

なお、以下の注意事項があります
・申込み者自身が手書きで作成したものは対象外
・支払い済みのものは対象外
・申込日より3カ月以内に作成されたものに限る
・審査の内容によってはその他の書類も必要となる
・提出した書類の返却はできない

〇融資までに時間がかかる
申込みをしてから融資されるまでに掛る期間は、平均で2週間から3週間となっています。

中には1週間前後で融資が可能なケースもあるようですが、申込み者の属性や審査状況によって話は異なるため、早急にお金を用意する必要がある方には不向きです。

③ブライダルローンの種類

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ブライダルローンは、大きく分けると銀行系・カードローン系・信販系に分かれます。更にいうと、融資が可能となった際のお金の受け取り方にも種類があります。

銀行系

銀行系の特徴は、金利が低いということです。

ただし、金利が低いということは細かなところまで審査をするということですので、誰でも簡単に借りることができるわけではできません。

カードローン系

カードローン系の特徴ですが、銀行系と比較すると利用条件が緩めに設定されています。

ようするに、誰でも利用しやすい傾向にあるのですが、金利が高いことから返済が長期間にわたることになります。

信販系

信販系ですが、結婚式場と提携しているケースが多く、どちらかというと金利は高めに設定されています。場合によっては、銀行系や消費者金融系よりも高金利となっていることも珍しくありません。

とはいえ、ブライダルローンを一括返済できるなど、ごく短期間で返済できる方には向いているといえます。

以上が金融機関ごとの違いでした。

お金の受け取り方の種類

お金の受け取り方についてみていくことにしましょう。

大きく分けると3つあります。順番に解説しますので、参考にしてください。

⑴審査通過後、契約者の口座に振り込まれる受け取り方です。振り込まれたお金の用途は、必ず請求書や請求書などを提出して、正しく申告する必要があります。

⑵契約者に直接振り込まれるのではなく、利用使途先に振り込まれるという受け取り方です。

たとえば、新居契約のためにブライダルローンを利用するのであれば、契約する不動産会社へ直接お金が振り込まれます。

⑶結婚式を挙げる式場に直接振り込まれるという受け取り方です。申込みは金融機関ではなく、式を挙げる式場や披露宴会場から行います。

④ブライダルローンの審査

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ブライダルローンは、200〜600万円と、多額の借り入れを行う商品です。借入金の多いローンは審査が厳しいイメージですが、実際はどうなのでしょうか?

厳しさは一般的なカードローン審査と変わらない

結論から述べますが、ブライダルローンの審査は、一般的なカードローン審査とさほど変わりません。普通に働き、安定的な収入があり、信用情報に問題がなければ審査落ちすることは無いでしょう。

ただし、他債務には注意をしましょう。

一般的なカードローンは、他債務が1〜2本あっても審査に通過することがありますが、ブライダルローンは他債務がある、もしくは借入金の返済に遅れが見つかった場合は、審査落ちすることが多いようです。

とくに消費者金融系よりも、銀行系の審査のほうが厳しい傾向にありますので、他債務を整理してからの申し込みをおすすめします。

信用情報が審査に大きく影響する

ブライダルローンの審査では、他のローンと同じく、信用情報が最も重要視されます。

信用情報とは具体的に、過去の金融事故情報(ブラックリスト)、現在の借入状況、現在のローンやクレジットの返済状況が挙げられます。

この3点をチェックし、支払い能力に問題はないのか? ちゃんとお金を返してくれる人なのか?を判断していきます。

申込書類にウソの申告をしたとしても、個人信用情報機関に問い合わせをすれば、どこの金融機関からいくら借り入れしているのかも含めて、全てが分かってしまいます。

信用情報に問題が見つかった場合は、「お金を貸せるだけの信用がない人」と判断されてしまい、審査落ちしてしまいますので、あらゆる金融サービスは日頃から誠実に利用しておきましょう。

勤務先・勤続年数・年収も重要なポイント

ブライダルローンは、借入金が高額で、返済期間が長期になるローンです。

長い期間、多くのお金を貸す金融機関としては、「信用できる人なのか?」をくまなくチェックする必要があるため、勤務先や勤続年数、年収も審査に大きく影響します。

返済期間が長期にあるということは、「安定的に返済してくれるのか?」をチェックする必要があり、そのためには勤続年数も重要なポイントです。

大きな会社に、長く勤めている人は、今後も同じ会社に居続ける可能性が高いと判断されるため、審査には有利です。

配偶者収入も合算で審査してもらえるケースもある

ブライダルローンは、基本的に無担保商品です。

無担保商品の利用限度額は、「年収と同程度」にすることが金融機関の暗黙の了解なので、たとえば夫の年収が240万円の場合、300万円の借り入れは不可能です。

しかし、多額の費用を必要とする結婚というイベントでは、300万円の借り入れでも足りない場合があるでしょう。そんなときは、妻の収入も合算で審査してもらえるケースもあるようです。

たとえば妻の年収が200万円の場合、夫の年収240万円と合算すると440万円です。これだけの年収があれば300万円の借り入れも可能ですが、連帯保証人を立てることが必須となります。

⑤申込みから融資までの一般的な流れ

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ブライダルローンを申し込んでから、お金が振り込まれるまでの流れを見ていきましょう。

申し込み先によって違いはありますが、一般的な流れはこんな感じです。

⑴申込み
ブライダルローンを扱っている金融機関によりますが、申し込み方法は大きく分けると3パターンあります。WEB、窓口、郵送の3つです。

なお、ブライダルローンは目的ローンであり、審査が厳しい傾向にあるため、事前によく利用条件を確認し、十分に相談することをお勧めします。

⑵必要書類の提出
申込書と併せて、必要書類を提出します。

⑶審査
審査期間は、約2週間から3週間前後といわれています。不備があると審査期間が長くなるため、申込書類や提出書類に誤りはないか、しっかりと確認することをお勧めします。

⑷振込
無事に審査に通過すると、振込をして貰うことができます。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。ここまでブライダルローンの5つのポイントを解説してきました。

家を購入するための住宅ローン、車を買うためのマイカーローンなどと一緒で、ブライダルローンは2人の夢やこだわりを実現するための手助けになります。

もちろん新郎新婦の貯金で全額支払えるのであればブライダルローンでお金を借りる必要はありませんが、現実はなかなか難しいとおもいます。

ブライダルローンは本当に必要な分を自分たちで無理なく返済できる程度の借り入れであれば大きな力になってくれます。

無理のない返済計画を立てれば、ローン返済が重くのしかかってくることもないはずです。

ただし、ブライダルローンで借りる金額は本当に必要な分だけにしておいて、可能な限りいただいたご祝儀で返済するようにしましょう。

ご祝儀で完済できるくらいの借り入れにできればベストだと思います。

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