「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

資金調達の支援「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業を紹介

助成金

いつ起こるかわからない災害には、防災分野の商品開発の販路開拓が必要ですが、新潟県内の中小企業にとって、それらに要する費用は負担となっているのではないでしょうか?

そのような時には、新潟県で実施されている「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の助成金をご活用ください。

この事業は防災性能商品やサービスの販路開拓に要する費用などを助成してくれます。

こちらの記事では、「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業を詳しくご紹介していきますので、防災分野の商品開発の販路開拓を検討している方はぜひご覧ください。

いざというと時に役立つ防災性能商品やサービスを宣伝して、多くの方々に知ってもらいましょう。

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の概要

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

新潟県で実施されている「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業は、中小企業の自社の防災性能商品やサービスの販路開拓に対して支援を行っている事業です。

防災性能商品やサービスの販路開拓、市場調査、見本市の会場費用などにかかる経費の一部を助成しています。

◆申請期間
・令和2年6月1日(月)~
・予算の範囲内で随時募集

◆対象見本市
・交付決定日から令和3年6月30日までに開催される国内の見本市

ただし、同じ内容で国や地方公共団などの公的機関からの補助や助成を受けて出品している見本市等については、こちらの助成金の対象となりませんのでお気をつけください。

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の詳細

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業は、公益財団法人にいがた産業創造機構が実施している、中小企業の自社の防災性能商品やサービスの販路開拓などに対して、支援を行っている事業です。

次に、「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業について、助成対象者、助成事業、助成金や交付条件などを詳しくみていきます。

助成対象者

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の補助対象となるものは、下記の通りとなります。

◆新潟県内に事業所(本社又は工場)を有する中小企業者のうち、NICO が運営する「防災×ライフ研究会」の会員である者。

助成対象事業

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の助成対象となる事業は下記の通りとなります。

◆日本国内における見本市等に防災性能商品・サービスを出展するもの。

・交付決定日から令和3年6月30日までに開催される国内見本市等への出展が対象とな
ります。

・出展する商品・サービスに「防災性能を有する商品・サービス」が含まれていることを
助成の条件とします。

(助成対象外となる事業例)
・停電時にも使える家電品をインテリアの見本市に出展する
・被災者救助に転用可能な農機具をガーデニング用品の見本市に出展する
・味や原材料にこだわった長期保存食品をスーパーマーケットの見本市に出展する

販売を主体とするもの(即売会、物産展等)や不特定多数のバイヤーとの商談が見込め
ないもの、製品の PR が主体で商談実績の把握が難しいものは対象外となります。

補助対象経費

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の補助対象となる経費は下記の表の通りとなります。

なお、交付決定以降の令和3年2月28日までに支払う経費が対象となり、手形支払いについては決済日が令和3年2月28日までのものが対象です。

交付決定日以前に支払った経費は対象外となりますので、お気をつけください。

区分 内容
会場借上費 出展小間料、ブース借上料、見本市・Web 展示会等参加負担金 等

助成額

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の補助率と補助上限額は下記の通りとなります。

◆補助率 助成対象経費の1/2以内

◆助成上限額 20万円以内

助成事業の採択審査の方法

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の申請要件を満たす案件は、下記の項目を基準として評価し審査が行われます。

なお、審査結果は書面での通知となり、審査結果に関する問い合わせに応じていません。

◆適合性
出展の目的が明確で、ターゲットとする市場の獲得に適合した見本市等であり出展の効果が見込まれるか

◆商品力
出展商品が技術的な特徴等を有し、他の類似品等との差別化が認められるか

◆戦略性
販路拡大等に向け、戦略的に取り組んでいるか、又は、戦略的に取り組むために本事業を活用しようとしているか

注意事項

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の助成金を受けた場合には、下記の事項を守る必要がありますので確認しておきましょう。

①助成事業の内容の変更、中止又は廃止をする場合には、事前に承認を得ること。

② 事業に係る経理は、他の経理と明確に区分して行うこと。

③事業に係る収入及び支出を明らかにした帳簿及び証拠書類を、事業が完了した年度の終了後 5年間保存すること。

④事業実績(商談状況を除く)及び助成金交付額について、当機構のホームページ上で公表することに同意すること。

⑤事業終了後、助成事業成果の報告及び助成事業に関する調査に協力すること。

⑥事業成果の報告において、当機構が定める項目について防災×ライフ研究会で共有することに同意すること。

申請方法

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の申請方法は、下記の申請書類を作成し、提出先に郵送または持参します。

なお、FAXでの申請は受け付けていませんのでご注意ください。

申請書類

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の申請書類は下記の通りとなります。

◆交付申請書(実施要領書式:第1号様式)

◆事業計画書(実施要領書式:第1号様式の別紙1)

◆添付書類
①出展する見本市等の概要がわかる資料(出展要項等)
②助成対象経費の積算根拠となる資料(出展に係る見積書等)
③出展商品の概要が分かる資料(販促チラシ、カタログ、企画書等)
④ 直近決算期の財務諸表の写し(貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書)

提出先

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の提出先は、下記の通りとなります。

◆〒950-0078 新潟市中央区万代島 5-1 万代島ビル 9 階

◆ 公益財団法人にいがた産業創造機構 企画チーム

「日常生活と防災の調和」の防災×ライフ研究会

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の助成対象となるには、下記の条件を満たさなくてはならず、NICO が運営する「防災×ライフ研究会」の会員でなければなりません。

『新潟県内に事業所(本社又は工場)を有する中小企業者のうち、NICO が運営する「防災×ライフ研究会」の会員である者』

NICO が運営する「防災×ライフ研究会」は、いつかに備えて いつもの商品」というコンセプトのもと、「日常生活と防災の調和」をテーマとした商品開発を目的に防災×ライフ研究会を発足しています。

「自宅やオフィスでの避難」を乗り越えるため、普段使いをしながら同時に災害の備えにもなる商品の誕生を目指している団体です。

防災×ライフ研究会の概要

防災×ライフ研究会の事業内容、加入対象者、会費は、下記の通りとなります。

◆事業内容
防災×ライフ研究会の事業内容は、下記のようなプログラム(仮)により、会員各社が独自に行う商品開発や改良のヒントが集まる場を作り出します。

①商品研究
・最新情報や専門知識を提供するセミナー

・体験型研究:首都圏商業施設の視察会、商業施設避難訓練への参加 等

②商品開発・改良
・商品開発や改良、デザイン等に係る個別相談会

・首都圏企業による商品モニター

③販路開拓
・雑誌社との共同企画による商品PR、首都圏でのテスト販売

・見本市等への出展助成

◆加入対象者

・新潟県内に事業所を持つ企業・個人事業主を加入対象とします。

◆会費

・無料。
・ただし、企業視察の交通費などは別途負担

防災×ライフ研究会の加入方法

防災×ライフ研究会に加入するには、下記NICO のホームページの加入申込書をダウンロードし、記入した上でメールまたはFAXで申し込みを行ってください。

令和2年度:防災×ライフ研究会|にいがた産業想像機構(NICO)

にいがた産業想像機構(NICO)とは?

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

にいがた産業想像機構(NICO)は、新潟県の産業を活性化するミッションを達成するために設けられた事業です。

「むすぶ」「育てる」「創る」という機能を発揮しながら「創業・経営革新の促進」「次代をリードする産業郡の創出」に取り組んでいます。

昭和46年に、財団法人 新潟県中小企業振興公社(NIEP)として設立し、現在では「公益財団法人にいがた産業想像機構」となっています。

ホームページの目的別ガイドでは、補助金、セミナー講座、創業、マッチング・展示・商談階、新商品・新技術開発、新事業展開、販路開拓(国内)、海外展開、ITの導入・活用、専門家相談などの支援策を検索することができますので、ご利用ください。

◆事業内容

  • 中小企業者の経営にかかる相談、助言等の総合的支援に関する事業
  • 経営革新及び創業の支援に関する事業
  • 商品開発及び販路開拓の支援に関する事業
  • 産業分野における人材の育成に関する事業
  • 中小企業の国際展開の支援に関する事業
  • 産学官連携による技術開発及び新産業創出のための科学技術の振興に関する事業
  • 中小企業者の事業の用に供する設備等の譲渡及び貸付並びに資金貸付に関する事業
  • 企業間の取引の紹介あっせん及び取引に関する苦情又は紛争処理に関する事業
  • 中小企業の情報化支援に関する事業
  • 商業の活性化に関する事業
  • 新産業創出のための投資及び債務保証に関する事業
  • 中小企業に関する国・県その他の公共的団体の委託を受けて行う事業
  • 県産品の情報発信、開発・育成及び販路開拓の支援に関する事業
  • 県内の地域情報の発信に関する事業
  • 前各号に定めるもののほか、機構の目的を達成するために必要な事業

まとめ

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業

新潟県で行われている「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業について、事業の概要と詳細、採択審査や申請の方法、さらには防災×ライフ研究会の加入方法をまとめて紹介してきました。

「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業は、2020年6月1日より募集が開始されています。

中小企業者で自社の防災性能商品・サービスの販路開拓等を行っているのなら、資金調達につなげていける「防災×ライフ研究会」防災性能商品国内見本市等出展事業の助成金を活用してみてはいかがでしょうか?

ただし、利用するためには、防災×ライフ研究会への加入が必死となっていますので、加入することを忘れないようにしてください。

いざという時に心強い存在となる防災性能商品を、多くの人々に宣伝し役立ててもらいましょう。

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