ネット銀行6社の金利からサービスまでの違いを徹底比較

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銀行 金利

新たな銀行の形態として注目され始めたインターネット銀行。
ネット銀行の魅力として上げられるのは、金利の高さや手数料の安さと同時に、利便性の良さです。

しかし、そのサービスや利便性はネット銀行ごとによって異なっていますので、自身のニーズに合ったネット銀行を選ぶことが大切となります。

そこで、こちらの記事では人気の6つのネット銀行の金利や手数料、さらにはサービスを比較していきますので、ネット銀行選びの参考にお役立てください。

ネット銀行の違いを知るためには?

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「GMOあおぞらネット銀行」「楽天銀行」「住信SBIネット銀行」「ソニー銀行」「ジャパンネット銀行」「イオン銀行」は主要なネット銀行として人気があります。

インターネットを介して行われるネット銀行の特徴としてあげられるのは、条件によって金利アップや手数料無料となることですが、銀行によって違いがあるのをご存知でしょうか?

違いを知るためには、各インターネット銀行の預金口座数、預金残高、定期預金金利を比較すれば、ひと目でその違いを確認することができます。

下記に、ネット銀行の規模がわかるように、「預金口座数」「預金残高」「定期預金金利(1年満期)」を一覧にして比較してみましたので、その違いを確認してみましょう。

ネット銀行の利用状況&定期預金金利一覧表

ネット銀行名 預金口座数
2019年3月期)
預金残高
(百万円)※1
定期預金金利 ※2
(2019年12月25日現在)
GMOあおぞらネット銀行 未公表 50,880 0.030%
楽天銀行 732万口座 2,808,279 0.11%
住信SBIネット銀行 354万口座 4,857,092 0.200%
ソニー銀行 147万口座 2,358,985 0.150%
ジャパンネット銀行 397万口座 803,899 0.02%
イオン銀行 約656万口座 3,483,437 0.020%

※1 譲渡性預金を除く、2019年3月期末の預金残高
※2 定期預金金利は預入金額100万円と預入期間1年の年換算利回りで比較検証
・2019年12月現在、各社のホームページを参照
・金利、年利は税引前表示でキャンペーンなどは除外
表の中にあるネット銀行で、「SBJ銀行」「イオン銀行」「東京スター銀行」は実店舗を持っていますが、ネット銀行として比較されることが多いので、今回は対象としています。

このように、それぞれのネット銀行を一覧表として比べた結果、各ネット銀行の金利は異なることがわかりいました。
その点を見ても、ネット銀行は、メガバンクとは違った特徴を持っていると言えます、

次に、主要なネット銀行となる6つの銀行について詳しく解説していきます。

GMOインターネットグループの「GMOあおぞらネット銀行」

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GMOインターネットグループとあおぞら銀行の持っている、金融テクノロジーと経営ノウハウを活かして誕生したGMOあおぞらネット銀行。

2018年7月に誕生した比較的新しいネット銀行です。

GMOあおぞらネット銀行の特徴

GMOあおぞらネット銀行の特徴として上げられるのは、同じ金融グループとなるGMOクリック証券との口座連携サービスです。
証券コネクト口座を設定すれば、普通預金の金利が優遇されることに加えて、商品やサービスの利用状況に反映した優遇サービスも受けられることができます。

GMOあおぞらネット銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 0.001% 証券コネクト口座なら0.11%
定期預金金利 6ヶ月 0.03%
  1年 0.03%
  3年 0.02%
  5年 0.02%
ATM手数料(税込) 入金 無料
  出金 110円 ステージに応じて月2~15回無料
振込手数料(税込) 同行宛て 無料
  他行宛て 157円 ステージに応じて月2~15回無料

※セブン銀行、イオン銀行のATMが使用可能

利便性に長けている「楽天銀行」

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楽天銀行は、有名な楽天グループの中核的な金融機関となります。
楽天グループ内での連携が行えることが特徴となっており、サービスと利便性が同時に得られるネット銀行です。
特に、楽天ユーザーであれが、給与振込口座の引き落としなどでも楽天スーパーポイントが付与されるなど、様々なメリットが受けられます。

楽天銀行の特徴

楽天銀行の特徴として上げられるのは、ハッピープログラムにエントリーして楽天会員との情報を連携すれば、手数料無料サービス、金利優遇などを受けることです。

また、楽天証券や口座連携サービス(マネーブリッジ)に設定したり、楽天カード利用金額の引き落としが行われると、普通預金の金利が優遇されます。

楽天銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 0.02% 「マネーブリッジ」設定で0.10%
楽天カード引落金額ありで0.04%
定期預金金利 6ヶ月 0.12%
  1年 0.03%
  3年 0.03%
  5年 0.04%
ATM手数料(税込) 入金 3万円未満220円または275円
3万円以上は無料
預金残高や取引回数に応じて、月最大7回無料
  出金 220円または275円 ステージに応じて月2~15回無料
振込手数料(税込) 同行宛て 無料
  他行宛て 3万円未満168円
3万円以上262円
月最大3回無料

※セブン銀行、イオン銀行、Patsatステーション、イーネット、ローソン銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、VIEW ALTTE(出金のみ)のATMが使用可能

預金残高が1位の「住信SBIネット銀行」

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住信SBIネット銀行は、三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同に出資しているネット専業銀行です。

その預金残高は、2019年4月にはトップクラスとなり、大きな規模を誇っているのと同時に、安心感のあるネット銀行と言えるでしょう。

住信SBIネット銀行の特徴

住信SBIネット銀行の特徴として上げられるのは、商品や利用状況に応じたサービスを提供しているスマートプログラムです。

SBI証券ユーザーとなっていれば、SBIハイブリット預金が利用でき、優遇金利や自動スウィーブサービスなどのお得な待遇が受けられます。

住信SBIネット銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 0.01% 「SBIハイブリッド預金」なら0.010% ※
定期預金金利 6ヶ月 0.02%
  1年 0.2%
  3年 0.02%
  5年 0.02%
ATM手数料(税込) 入金 無料
  出金 110円 「スマートプログラム」ランクに応じて、月2~15回無料
振込手数料(税込) 同行宛て 無料
  他行宛て 157円 「スマートプログラム」ランクに応じて、月最大15回無料

※イオン銀行、セブン銀行、ゆうちょ銀行、イーネット、ローソン銀行、VIEW ALTTE(出金のみ)のATMを使用できる。
※「SBIハイブリッド口座」は毎月利払い。

サービスが決め手の「ソニー銀行」

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ソニーなどが出資を行っているソニーフィナンシャルホールディングスのインターネット銀行となるソニー銀行。

ソニー銀行では、個人資産の管理が主軸となっているため、外貨預金や金融商品などに力を入れています。

ソニー銀行の特徴

ソニー銀行の特徴として上げられるのは、優遇プログラムClub Sのステージによってサービスがアップすることです。

優遇プログラムClub Sのステージが上がると、手数料無料、デビットカードキャッシュバックr率、為替コスト、外貨定期預金金利など、豊富なサービスが受けられるようになります。

ソニー銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 0.001%
定期預金金利 6ヶ月 0.150%
  1年 0.150%
  3年 0.020%
  5年 0.020%
ATM手数料(税込) 入金 無料
  出金 月4回無料、5回目以降110円 「優遇プログラムClub S」

シルバー→月7回まで無料

ゴールド→月15回まで無料

プラチナステージ→無制限無料

振込手数料(税込) 同行宛て 無料
  他行宛て 月1回無料、
2回目以降220円
優遇プログラムClub Sステージに応じて、Visaデビット付キャッシュカード「Sony Bank WALLET」保有なら、月最大11回まで無料

※セブン銀行、イオン銀行、イーネット、ローソン銀行、ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行のATMを使用できる。
参照:MONEYKit .ソニー銀行(ネット銀行)

日本で初めてのインターネット専門銀行の「ジャパネット銀行」

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2000円に日本で初めてのインターネット専門銀行として発足したジャパネット銀行。
金融庁からも「新たな形態の銀行」と始めて定義された老舗のインターネット銀行となります。

三井住友銀行およびヤフーの持分法適用会社となり、2018年にはヤフーの連結子会社化しました。

ジャパネット銀行の特徴

ジャパネット銀行の特徴として上げられるのは、キャッシュカードへのVisaデビット機能標準装備です。

各種公営競技との決済提携に加えて、独自性の高い事業展開を行っており、外部企業とのサービス連携などで利便性を高めています。

さらに、Visaデビットやキャンペーンなどを行っており、獲得したJNBスターを現金に交換できる「JNBスタープログラム」なども実施されています。

ジャパネット銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 100万円未満0.01%

100万円以上0.015%

・前月末の預金残高が10万円以上

・前月の振込入金が3万円以上

・各種ローンの借入残高が30万円以上

上記いずれかの条件を満たす個人口座保有者は、JNBクラブオフ会員優待(対象サービスの優待料金利用)を受けられる。

定期預金金利 6ヶ月 0.02%
  1年 0.02%
  3年 0.02%
  5年 0.02%
ATM手数料(税込) 入金

出金

3万円未満

月1回目は無料、2回目以降は165円または330円

  3万円以上無料
振込手数料(税込) 同行宛て 55円
  他行宛て 3万円未満176円、3万円以上275円

※セブン銀行、イーネット、ローソン銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行のATMを使用できる。

利便性と投資信託が豊富な「イオン銀行」

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「商業と金融の融合」「リテール・フルバンキング」をコンセプトに掲げているイオン銀行。
小売業だったイオンから2007年に誕生してイオン銀行となりました。

全国にあるイオンモールにはATMが設置されており、さらにインターネットバンキング機能、スマートフォン用アプリの拡充にも力を注いでいます。

イオン銀行の特徴

イオン銀行の特徴となるのは、300銘柄も超える投資信託に加えて、NISAの取り扱うなど、取り扱い本数の多さです。

また、投信自動積立においては、全ファンドを対象に購入手数料の還元を行っています。
WAONポイントを介しての50%還元は、イオン銀行ならではものです。

イオン銀行の金利・手数料・優遇サービス一覧

サービス内容 内訳 優遇サービス
普通預金金利 0.01% 「イオン銀行Myステージ※」に応じて、金利が0.03%から0.15%にアップする
定期預金金利 6ヶ月 0.02% 投資信託とセットで総額50万円以上預け入れると、組合せ割合に応じて定期預金金利が年3%から年7%にアップする

インターネットバンキングの取引なら、

メールによる定期預金満期の事前通知が受けられる

  1年 0.02%
  3年 0.02%
  5年 0.02%
ATM手数料(税込) イオン銀行ATMミニストップ 終日無料 イオン系カード利用が対象

その他金融機関カードも利用できる

  三菱UFJ銀行 平日8:45~18:00は無料
  コンビニエンスストア 利用時間帯によって、110円または220円

 

  その他

金融機関

金融機関所定の手数料 「イオン銀行Myステージ」に応じて、最大月5回無料

 

振込手数料(税込) 同行宛て 無料 インターネットバンキングおよびATMのカード利用による振り込みが対象

イオン銀行Myステージ」に応じて、最大月5回無料

  他行宛て 1回220円  

※「イオン銀行Myステージ」とは、対象取引の利用状況に応じてスコアが貯まり、貯まったスコアに応じた特典が受けられるサービスのこと

まとめ

銀行 金利

上記のようにインターネット銀行のそれぞれの違いを比較していくと、実店舗の持たないネット銀行は、高い金利で利用することができ、さらにはATM利用手数料、振込手数料の安さが際立っていることがわかります。

さらに、手数料が発生する場合においても、預金残高や取引なようによっては月数回無料になるサービスも用意されています。

このようにインターネット銀行は、金融面とサービス面、さらに利便性をみても優れていますので、自身のライフスタイルに合ったネット銀行を検討してみることをおすすめします。

インタネット銀行口座を持っていることが、あたり前となる時代へと移り変わっていきそうですね。

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