七十七ニュービジネス助成金

宮城県の七十七ニュービジネス助成金等を資金調達として役立てよう

助成金

宮城県を本拠地に活動を行っている「公益財団法人 七十七ビジネス振興財団」は、地域再生の担い手として、より力強い「みやぎの活性化」を目指して設けられました。

企業や起業家の応援をしている事業となっていますので、宮城県で事業を営んでいる方は、財団が実施している助成事業を検討してみてはいかがでしょうか?

こちらの記事では「公益財団法人 七十七ビジネス振興財団」の事業内容を始めとして、七十七ニュービジネス助成金、七十七ビジネス大賞を紹介します。

資金調達につながる助成金や七十七ビジネス大賞を有効的に活用していきましょう。

公益法人七十七ビジネス振興財団とは?

七十七ニュービジネス助成金

平成10年4月に七十七銀行の創業120周年記念事業の一つとして設立し、平成22年4月に「公益財団法人 七十七ビジネス振興財団」として新たな出発をしている財団です。

宮崎県内の産業振興と経済発展に資することを目的として、新規事業を志す起業家に助成を行い、さらには県内の産業や経済の発展に寄付した企業に対して表彰を行っています。

地域との連携を強めていき「地域再生の担い手」として、新企業の創出や地域ブランドの構築、さらにはネットワーク化等などの企業数を増やし、雇用の機会を創出を図ります。

公益法人七十七ビジネス振興財団の3つの事業内容

七十七ニュービジネス助成金

「公益財団法人 七十七ビジネス振興財団」が行っている事業は、下記の3つの事業です。

より強い「みやぎの活性化」を目指して、宮城県を活動の拠点としている企業や起業家の応援・支援を中心とした事業を行っています。

  1. 宮城県を本拠とする企業等に対する支援事業
  2. 宮城県を本拠とする企業等に対する講演会・セミナー等の開催事業、並びに相談事業
  3. 宮城県内の産業・経済の振興に関する調査・研究事業、並びに情報収集・提供、刊行事業

次に、具体的な3つの事業について紹介していきます。

企業への応援・起業家への支援

企業への応援・起業家への支援として、宮城県を活動の拠点にして独創的な技術開発や革新的な発想により新しい事業を起こしている方を応援しています。

「みやぎの活性化」に貢献しようとしている企業や起業家に対して助成金や表彰を贈呈しています。

①みやぎの産業・経済の発展に貢献した企業などの表彰
・七十七ビジネス大賞

②新規事業活動を志している起業家の助成
・七十七ニュービジネス助成金

講演会・セミナー等の開催、並びに相談事業

講演会やセミナーを開催し、財務やマーケティング等の経営に関する各種の相談、ニュービジネス等を実施する公的機関や各種団体の紹介、中小企業支援団体等外部専門機関との連携などを図る事業を行っています。

  1. 講演会・セミナー等の開催、並びに相談事業
  2. 経営等に関する相談事業

調査・研究事業、並びに情報収集・提供、観光事業

新規事業を目指している起業家の実態や経営課題に関する調査や研究をするとともに、情報誌「七十七ビジネス情報」の発行、ホームページによる情報発信等を行っています。

  1. 地域の産業・経済の振興に関する調査研究
  2. 情報誌「七十七ビジネス情報」の発行
  3. ホームページによる情報発信等

七十七ニュービジネス助成金

七十七ニュービジネス助成金

七十七ニュービジネス助成金は、宮城県内の産業振興と経済発展に目的に宮城県の企業や起業家を支援するために設けられました。

新規事業活動を志している起業家等の支援に向けて、七十七ニュービジネス助成金は使途の問わない助成金を公募で募集しています。

なお、東日本大震災等災害の復興への貢献や感染症拡大防止への取組みも評価の対象に加えてられています。

  • 募集期間 2020年7月1日(水)~ 2020年8月31日(月)当日消印有効
  • 贈呈式  2020年11月下旬の開催予定

応募資格

七十七ニュービジネス助成金の応募資格は、下記の通りとなります。

  • 宮城県に本社等の活動拠点があること、または本社等が県外にある場合でも「七十七ニュービジネス助成金」の対象となる事業を行っている事業所が宮城県内に あること。
  • 新規性、独創性のある技術やノウハウ等により積極的な事業展開を行っている企業等及び新規事業活動を志している起業家。

なお、原則として東証1部・2部等への上場企業は対象外ですが、マザーズ、ジャスダック等の新興企業向け市場への上場企業は対象となります。

対象となる企業と起業家の例

七十七ニュービジネス助成金の応募対象となる企業や起業家の具体例は、下記の通りとなりますので、参考になさってください。

  • スタートアップ企業として、新たなビジネスモデルの創出や市場開拓を目指している。
  • ベンチャー企業として、新規性や独創性のある優れた技術の開発やアイディア等の活用により積極的な事業展開を目指している。
  • 経営環境の変化等に対応するため事業多角化や組織再編を行うなど新たな経営手法の導入に取り組んでいる。
  • これまで蓄積してきた技術やノウハウを駆使し、独創的で市場競争力のある新商品の開発や新しい生産・販売方式等により積極的に事業を展開している。
  • 地方創生や地域活性化のため、独創的な経営に取り組み、地域に根差した事業を計画又は展開している。
  • 東日本大震災等災害の復興活動や感染症拡大防止に貢献できる優れた商品や技術の開発に取り組んでいる。

審査方法

七十七ニュービジネス助成金の審査は、一次審査と二次審査が下記の通りに行われます。

一次審査は、応募書類により審査委員会で新規性・独創性・事業性等について審査します。

  • 二次審査では、一次審査を通過した応募者のプレゼンテーションを中心とする面接を予定しています。
    プレゼンテーションは2020年10月23日(金)開催予定

なお、一次審査が通過した場合には2020年10月5日(月)(予定)までに通知し、二次審査の結果は2020年10月28日(水)(予定)までに通知されます。

助成額

七十七ニュービジネス助成金の助成金額は、下記の通りになります。

なお、助成金の資金使途は問われません。

  • 表彰状と助成金200万円を3~5先に贈呈

七十七ビジネス大賞

七十七ニュービジネス助成金

七十七ビジネス大賞は、宮城県内の産業や経済の発展に寄付した企業を公募で募集して「七十七ビジネス大賞」として表彰しています。

東日本大震災等災害の復興への貢献および、感染拡大防止への取り組みも評価の対象として加えられる事になりました。

  • 募集期間 2020年7月1日(水)~ 2020年8月31日(月)当日消印有効
  • 贈呈式  2020年11月下旬の開催予定

応募資格

  • 七十七ビジネス大賞の応募資格は下記の通りとなります。
  • 宮城県に本社等の活動拠点があること、または本社等が県外にある場合でも 「七十七ビジネス大賞」の対象となる事業を行っている事業所が宮城県内にあること。
  • 評価の高い商品・サービス、優れた技術力・経営手法等を持っていること。

対象となる企業の例

七十七ビジネス大賞の応募対象となる企業の具体例は下記の通りとなりますので、参考になさってください。

なお、原則として東証1部・2部等への上場企業は対象外ですが、マザーズ、ジャスダック等の新興企業向け市場への上場企業は対象となります。

  • 地域を代表するような売れ行き良好な商品・サービスを持っている。
  • 行政機関等の第三者機関から技術力や商品等を評価された実績がある。
  • 既存製品・商品の改良や農産物の品種改良等で高い実績がある。
  • 各業界のリーダー企業として業界の発展に貢献している。
  • 合理化や新規事業展開等で経営上優れた実績がある。
  • 雇用の増大に貢献している。
  • 商工団体等として商店街の活性化等に実績がある。
  • 伝統工芸や地場産業の維持・発展に貢献している。
  • 東日本大震災等災害の復興活動や感染症拡大防止に向けた取り組みにより地域に大きく貢献している。

審査方法と結果

七十七ビジネス大賞は、応募書類によって審査委員会で審査が行われます。

審査結果は二千二十年10月28日(水)までに通知する予定となっています。

奨励金

七十七ビジネス大賞となった場合の奨励金と内容は下記の通りとなります。

  • 表彰状と奨励金50万円  1~2先に贈呈

応募方法(共通事項)

七十七ニュービジネス助成金

七十七ニュービジネス助成金と七十七ビジネス大賞の応募方法等は、下記の通りとなります。

  • 当財団所定の応募用紙・パンフレット等をそれぞれ2部ずつ郵送(書留)で応募してください。
  • 応募書類の財団への持参及びEメールでのご応募は受け付けません。
  • 応募費用はかかりません。
  • 応募実績の有無を問いません

注意事項(共通事項)

七十七ニュービジネス助成金

七十七ニュービジネス助成金と七十七ビジネス大賞の注意事項は下記の通りとなりますので、応募する前に確認しておいてください。

  • 「七十七ビジネス大賞」と「七十七ニュービジネス助成金」の両方にご応募いただくことはできません。
  • 応募書類の追加・変更・訂正及び返却はできません。
  • 審査結果は書面にて通知となります。
  • 応募状況・審査結果等に関するお問合せには一切応じません。
  • 「七十七ニュービジネス助成金」二次審査の際の交通費等は、自己負担となります。
  • 応募内容の機密事項に係る記述については、応募者の判断と責任により保護してください。
  • 贈呈先に決定した応募者については、名称・事業内容等をマスコミに発表し、当財団で発行するビジネス情報誌にインタビュー記事を掲載します。
  • 記入いただいた氏名・住所をもとに、当財団の各種事業の案内を受け取ることが可能です。
  • 応募者が反社会的勢力であることが判明したとき、または反社会勢力と関係を有することが判明したときは、応募取り消しまたは贈呈取り消しとなります。

まとめ

七十七ニュービジネス助成金

宮城県内の企業や起業家を支援している「公益財団法人 七十七ビジネス振興財団」の事業の紹介に加えて、七十七ニュービジネス助成金と七十七ビジネス大賞を紹介してきました。

七十七ニュービジネス助成金や七十七ビジネス大賞は、事業の資金調達となる助成金や奨学金が用意されています。

スタートアップ企業として、新たなビジネスモデルの創出や市場開拓を行い、優れた技術や開発やアイディアをお持ちなら、ぜひこれらの助成金や大賞に挑戦してみてください。

東日本大震災等の災害の復興活動および、感染症拡大防止に貢献できる優れた技術や商品の開発の取り組みも新たな対象となっていますので、このチャンスを見逃さないようにしましょう。

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